【プレミア12】ベネズエラが痛恨の逆転負け ロペス監督「おいしい食事を食べて臨む」
野球の国際大会「第3回プレミア12」は22日、スーパーラウンド2試合が東京ドームで行われ、ベネズエラは日本代表に6―9と痛恨の逆転負けを喫した。 初回に3点の先制を許しながらも、1次リーグで米国代表を破るなどA組1位通過したポテンシャルを発揮。2回にレイエスのバックスクリーン左へ突き刺す2ランで1点差に迫ると、6回にはC・ペレスの左越え逆転2ランなどで3点を奪って勝ち越しに成功した。 ベンチはお祭り騒ぎで盛り上がったが、2点リードの6回に坂倉のソロ、栗原の押し出し四球などで同点に追いつかれると、さらに牧に左越え満塁弾を浴び、この回一挙6失点で、とどめをさされた。 試合後、オマル・ロペス監督は「唯一の誤算は先発したピントが良くなかったこと。それによって試合が崩れてしまった。早い回から救援陣をつぎ込むことになり、なかなか3アウトを取るのが大変で点差がついた」とガックリ。先発のピントが初回に一死しか取れず、3失点で降板したことを嘆いた。 それでも23日の米国戦に勝てば、2次リーグで2勝1敗となり、決勝進出の可能性も残っている。指揮官は「劣勢になっても決して諦めない姿勢を見せられた。負け試合は学べるチャンス。明日(23日)はこれぞベネズエラだという試合をやろうと思う。よく休んでおいしい食事を食べてまた高いモチベーションで臨みます」とファイティング・ポーズは崩さなかった。
東スポWEB