50代は「ラクな収納」一択。普段は出しっぱなし、来客時にしまうで身軽に暮らす
家の中をスッキリ見せるには、ものを収納の中にしまい、外に出しているものの数を減らすといいですよね。とはいえ、頻繁に使うものはしまいすぎると出す手間が増え、使うのがおっくうになります。結果、面倒が故に使わなくなる場合も…。ここでは、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんの「出しっぱなし収納」について伺いました。 【写真】来客時、ピンチハンガーは浴室に隠す よく使うものは普段は出しておいて、いざというときの収納(隠し場所ともいえる)だけ決めておくことにしています。ここではわが家の実例をご紹介します。
1:掃除機は出しっぱなし、掃除のチャンスを逃さない
たとえば掃除機。同居している私の母は掃除機をかけるのが好きな人。いつでも使えるように、洗面所と和室の間の廊下におきっぱなしです。 来客があるときには、洗面所か和室のどちらかにしまう。または2階にある納戸に移動します。
2:ピンチハンガーは洗濯機の近くにかけておく
ピンチハンガーは、洗濯機の脇の、窓をあける「取っ手」に引っ掛けています。 ピンチハンガーのかける部分が壊れているのですが(笑)、なんとか引っかかってくれています。 こちらも、来客時には見えなように浴室にかけておきます。
3:掃除用ブラシは、見えにくいところに出しっぱなし
お風呂の掃除用柄つきブラシは、上部にある物干し部分2本に渡らせて、落ちないよう、持ち手部分だけを洗濯用のクリップでとめています。 バスルームの扉をあけてすぐ手前、壁際の高い場所なので、入浴中も視線の邪魔にならずにすんでいます。 丸イスも洗面所に出しっぱなしで便利に使っています。
4:逆に、出しっぱなしが少ない場所にはメリットも
玄関のスペースは、普段、イスと花ビンをゆったりと置いていますが、大きめの宅急便や、フルーツの箱買いのときには、ググっと寄せて、ものの一時置きに。 重たいものを無理に運ぶと腰にもきますので、中身が減ってから移動します。
5:コンロまわりはものを置かない
キッチンはコンロ周りにものを置くと、油跳ねが気になるので、できるだけ置かないようにしています。 とはいえ、使うたび引き出しをあけてものを取り出すのは面倒なので、頻繁に使うものだけ出してあります。 使い勝手を優先して出しておいてもいい、ただ、出し過ぎ・並べすぎに気をつけて暮らしています。
若松美穂