存命の10代で“最大の手足を持つ少年”にネット騒然…「特注の靴は約20万円!」経済的負担にも
レベッカさんはこうした経験を活かし、自分に合うサイズの服や靴が見つからない人たちを支援するための非営利団体「The Big Shoe Network」を立ち上げた。 エリックさんは母の行動力を尊敬するとともに、今回2つのギネス認定を受けたことが支援の輪を広げることに繋がると確信している。そして「自分が助けてもらったのと同じように、人々を助けたいのです」と語り、自分もこの活動に関わっていきたいと考えている。
「目立つこと」を会話のきっかけに
幼い時から体が大きいことで、公共の場で目立ってしまうことが多かったエリックさん。心無い言葉や冷たいまなざしを向けられることがあったものの、こうした態度に対処する術を学んできたという。 現在では、エリックさんを見て驚いた人と気楽に会話を始めたり、手足のサイズを会話のきっかけにすることもできるようになった。 学校ではアメフトとバスケットボールの選手として活躍し、また歴史の勉強にも興味があるエリックさん。自宅ではペットと遊んだりゲームをしたり、ごく普通の高校生としての日常を送っている。 ギネス保持者となったものの、エリックさんはまだ16歳。今後の成長と活動に期待したい。
文:宮田華子