64歳は衰え知らずで肺活量は30歳台 「東ちづる」が語る「美ボディ」の秘訣
日々トレーニング
かつて「お嫁さんにしたい女優」と呼ばれたタレントの東ちづるは、64歳の現在も衰え知らずで、「美ボディ」などと注目を集め続けている。社会活動家としても広く知られ、多忙なスケジュールをこなしているが、その合間を縫って日々トレーニングに励んでいる。今回は初めてそのフィットネス・ルーティンを公開し、食事やメンタルを含めた“ちづるメソッド”を明らかにする。(全4回の第1回) 【写真】「超美少女」だった幼少期、小学、中学、高校、短大時代…「お嫁さんにしたい」と言われた20代。東ちづる、デビュー当時の貴重ショットも ***
「息を止めないで」「肩甲骨まわりに意識を集中して」――。 天野陽司トレーナーの指示に頷き、両手のダンベルを頭上高く持ち上げた。東京都港区のスポーツクラブ。東はヨガや太極拳などの要素でインナーマッスルを鍛えるピラティスのクラス(1クラス30分)ふたつに出て、さらにマシンで筋トレのメニューをこなしていた。それでもパーソナルルームでカメラマンから「ヨガポーズやトレーニングを」とのリクエストがあると、快く頷いて、また真剣にマシンへと向かったのである。 「メニューは1週間ごとにトレーナーと打ち合わせて決めています。こちらも主に体幹を中心にしたもので、サーキット・トレーニングやストレッチ、マシンでトレーニングするんです。きついメニューもありますけど、トレーニングをして良いことしかない。頭はすっきりするし、ピラティスやヨガによって呼吸が深くなったのが分かります。マシンであれピラティスであれ、呼吸が大切なんですよね。普通に歩いていても、ああ今日はきちんと呼吸できているなあとか、浅いなあと分かり、体調を知ることができるんです」 ダンベルで肩まわりの筋肉を鍛えるトレーニングを見せてくれたほか、ヨガマットの上で開脚して胸がマットにつくほど前屈したり、バランスボールに足を乗せて体幹を鍛えたり、マシンで仰向けの状態から両足を頭上高く持ち上げる腹筋トレーニングを見せてくれたりした。 「ジムではまずいつもホットスタジオに入ります。これが重要で、身体を温めてからピラティスに移ります。それからシャワーを浴びて、パーソナルトレーナーにつく。そこでカウンセリングをして、筋肉量や体脂肪率を計測したりしたあと、今度はホットではないピラティスのクラスに出たり出なかったり。ジムに来るとコミュニティができて、周りで会員の皆さんが頑張っていて触発してもらえるし、トレーナーも見張ってくれているから、頑張れるんです」