64歳は衰え知らずで肺活量は30歳台 「東ちづる」が語る「美ボディ」の秘訣
欠かさない「万田酵素」
食事にも気を配っている。現在、朝には水素水、ジムで週2~3回のトレーニング後はプロテインを飲み、自宅には「白い食べ物」つまり白米や小麦粉、白糖をおかず、発芽酵素玄米や黒糖を摂っているそうだ。さらにサプリメントとして「万田酵素」を欠かさない。 「私のルーティンは、前夜の食事から胃に固形物を16時間入れない。なので、20時に夕食を終えたら、次の食事は翌日12時のブランチだったりします。すっかり慣れたので、朝食を摂らなくても平気です」 ノルマや目標にこだわりすぎず、そのときそのときの自分の状況や心情によってトレーニングも調整していく。つねに自分との対話でストイックになりすぎず、本当に疲れたときはすべて休んでしまうという選択肢も外さないのが、東ちづる流メソッドのようだ。 酒も楽しむ。もともと酒豪でワインならボトル2本は軽く空けてしまい、二日酔いで年2回ほどトレーニングを休むことはあったが、「今は家飲みはやめました。夫がまったく飲まない人ということもあるんですけど」と言う。 ラーメン好きのマネジャーに付き合って、こってり系の店にも行くという。 コロナ禍の2020年、「初期がん」と報じられた病気のときも、そんなメソッドで切り抜けていた。 第2回では、2020年に胃がんが発覚した時のことを振り返る。
■東ちづる 広島県尾道市因島出身。俳優、タレントとして幅広く活動。一般社団法人「Get in touch」の代表を務める。自身が企画・プロデュース・出演の映画「まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~ 」が全国順次公開中。近著に、自ら描いた妖怪61体を社会風刺豊かに解説した『妖怪魔混(まぜまぜ)大百科』。 デイリー新潮編集部
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