F1デビューのコラピントが初日大健闘。アルボンとの差は0.2秒以下「誇りに思う。タイムは狙わず、改善に集中した」
2024年F1イタリアGPの金曜、F1デビュー戦を迎えたウイリアムズのフランコ・コラピントは、フリー走行1=17番手/フリー走行2=17番手という結果だった。 【写真】2024年F1第16戦イタリアGP フランコ・コラピント(ウイリアムズFW46) 前戦終了直後に、ウイリアムズはローガン・サージェントを降ろし、ジュニアドライバーでFIA F2に参戦していたコラピントをレースドライバーに採用することを決定。短い準備期間でF1デビュー戦に臨んだコラピントは、初日金曜日は、何度かコースオフは喫したものの、クラッシュすることなく、堅実にセッションをこなした。FP2でのタイムは、経験豊富なチームメイト、アレクサンダー・アルボンから0.192秒差にとどまった。 ■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング) フリー走行1=17番手(1分22秒880:ソフトタイヤ/23周)/フリー走行2=17番手(1分21秒784:ソフトタイヤ/20周) F1ドライバーになって初の金曜日を無事に終えたことを、とても誇りに思う。チームとともに取り組むべきことはあるけれど、全体的に良い初日だった。 良いラップタイムを狙うのではなく、2回のセッションを通して、すべてを積み上げていくことを目指して、自分の仕事に集中した。FP1では周回数を稼ぎたかったので、慎重に走った。 ロングランに関しては、タイヤを長持ちさせる方法を理解し、スイートスポットを見つけるために努力している最中だ。FP2では、限界を探るなかで、はるかに快適に走ることができた。一貫性が向上したことは、自信につながる良い進歩だった。 今週末、僕が慣れてスピードを上げていけるよう助けてくれたチームの皆に、心から感謝している。 (走行後にメディアに対して語り)すごくうまくいった。大満足だよ。もちろん、自分のドライビングスタイルにマシンを合わせるために、作業を続ける必要があるけれど、順調に進んでいる。 [オートスポーツweb 2024年08月31日]