「ジブリパーク」魔女の谷にある「ハウルの城」

スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」より、今春にかけての最新情報が届いた。2025年1月10日、日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で放送される予定の『ハウルの動く城』は、昨年末に発売されたばかりの新商品や初の「ウィンターイルミネーション」など見どころ盛りだくさんだ。 【フォト】「ジブリパーク」の関連画像はこちらをチェック ジブリパークは愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内にある、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設だ。2022年11月に開園した「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」に加え、2023年11月に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」と2つの新エリアが開園し、5エリアで構成されている。 そんな同園にあるジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」では、スタジオジブリ制作の短編アニメーション映画が月替わりで上映されている。このたび3月は、新しい家をさがしに旅に出る元気いっぱいの女の子フキを描く『やどさがし』（宮崎駿監督）が上映されることが明らかになった。 『やどさがし』はセリフがほとんどなく、音楽・効果音・セリフなどすべての音声を人の声だけで表現している。また、画面に場面に沿ったものの動きや様子・音をあらわす文字が現れるという珍しい作品だ。なお1月中は『めいとこねこバス』（宮崎駿監督）、2月は『ちゅうずもう』（山下明彦監督）がそれぞれ上映される。 また、魔女の谷にあるレストラン「空飛ぶオーブン」の屋台では、たい焼きならぬ「カエル焼き」が販売されている。2月5日から3月31日までは旬のいちごとバレンタインにちなみ、チョコレートを取り入れた新味「いちごチョコレート」を期間限定で楽しめる。「カエル焼き（いちごチョコレート）」は外側の生地にピンク色のいちごチョコレートを漬け、内側にはいちごを練り込んだあんがたくさん詰まった春にぴったりな一品だ。 さらに、1月10日に日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で放送される予定の『ハウルの動く城』について、ジブリパークには魔女の谷に「ハウルの城」や「ハッタ―帽子店」といった作品に描かれた建物がある。 なかでも魔女の谷の「13人の魔女団」は、エリアにちなんだ『ハウルの動く城』などのオリジナルグッズがそろうショップだ。昨年末に発売されたばかりの新商品として、「ハウルの城（ゼンマイ式）」や「ポップアップカード／魔女の谷　ハウルの城」が取り扱われている。後ろのゼンマイを巻くと城が動く「ハウルの城（ゼンマイ式）」は、ぜひジブリパークを訪れた記念に手に取ってみたい。 そしてジブリの大倉庫では2月3日まで、ガラス壁面に電飾が施された初の「ウィンターイルミネーション」が開催中だ。『ハウルの動く城』をモチーフとし、アニメーションのコマ送りのように動くオリジナルのイルミネーションとなっているので、来園の際はぜひ観ておこう。 スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」のチケットは予約制。3月入場分チケットは、2025年1月10日14時よりBoo-Wooチケット、ローソンやミニストップ店頭のLoppi、ローチケWEBでの取り扱いがスタートする。詳細は公式サイトまで。 『やどさがし』 ＜ストーリー＞ 元気な女の子のフキは、新しい家をさがしに旅に出ます。大きなリュックにいるものはみんなつめて、さあ出発。 次々と出会う奇妙なものたちをフキはどうやって切り抜けていくでしょう。 セリフがほとんどなく、すべての音声（音楽・効果音・セリフ）を人の声だけで表現します。 また、画面に場面に沿ったものの動きや様子・音をあらわす文字が現れるという珍しい作品です。 ＜上映時間＞約12分 ＜原作・脚本・監督＞宮崎駿（崎は「たつさき」） ＜声とおと＞タモリ、矢野顕子 ■ジブリパーク　施設概要 ＜所在地＞愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1　愛・地球博記念公園内 ＜営業時間＞平日10:00～17:00、土・日・休9:00～17:00 ＜休園日＞火曜（休日の場合は翌平日）他 （C）2006 Studio Ghibli （C）2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT （C）Studio Ghibli