サバレンカ 熱戦制し大会3連覇達成、今季4勝はいずれもビッグタイトル<女子テニス>
武漢オープン
女子テニスの武漢オープン(中国/武漢、ハード、WTA1000)は13日にシングルス決勝が行われ、第1シードのA・サバレンカが第5シードのジェン・チンウェン(中国)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで破り、大会3連覇を達成した。 【内島萌夏、本玉真唯、柴原瑛菜ら ジャパンOP組合せ】 同大会は2020年から2023年まで開催されておらず、サバレンカは前回の2019年と前々回の2018年に2度優勝を飾っており、3連覇がかかっていた。 今大会は初戦の2回戦で世界ランク42位のK・シニアコバ(チェコ)、3回戦で同32位のY・プチンセワ(カザフスタン)、準々決勝で同24位のM・フレッチ(ポーランド)、準決勝で第4シードのC・ガウフ(アメリカ)を下し決勝に進めた。 決勝戦の第1セット、サバレンカは4本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠くチンウェンに対し1度ブレークを奪い先行する。第2セットは接戦の末に落としたが、ファイナルセットではブレークの奪い合いとなるなか、サバレンカが4度のブレークに成功。2時間40分の激闘を制し、今季4勝目をあげた。 今シーズンは今大会のほかに、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、そしてシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)とビッグタイトルを手にしている。