被害者家族 の“嘆き!” 【猪苗代湖 ボート事故】 8歳の瑛大君が、プレジャーボートに轢き殺されてから3年半。「禁錮2年」の実刑判決を受けて、収監されたのは「わずか半日」だけ! 司法は 誰のため?
収監されたが「その日のうち」に 保釈金を払って 釈放されていた
佐藤被告は「禁錮2年」の有罪判決が下され、その日に 収監されたが、保釈金を支払い、収監当日に保釈されている。 「実際に収監されたのは、半日にも満たなかった」と 豊田氏は言う。 加害者側は、執行猶予が付かない実刑判決が下されることを予想しており、そうなった場合のために、あらかじめ準備していたのだろう。 一般的に控訴審での「保釈」とは、第一審で有罪判決を受けた犯人が、判決を不服として控訴し、保釈金を支払い「逃亡の可能性がない」などの理由が認められた場合に、第二審の判決が下されるまで、収監されずに 身柄を解放されること。 「自由の身」ではなく「保釈の身」なのだ。 保釈後の生活には、いくつか条件が付けられる。 例えば、「○×に居住しなければならない」「海外旅行または3日以上の旅行をする場合には、事前に裁判所から許可を受けなければならない」「逃亡や証拠隠滅を図ってはならない」などがある。 保釈後の佐藤被告は、指定された住居で生活しなければならないし、許可を受けずに 2泊3日以上、住居を離れることはできない。あくまでも “一時的に身柄を解放”されているだけであって “無罪”ではないのだ。
“自由の身”となって、連日、豪勢な生活ぶりを SNSに投稿する佐藤被告
しかし、保釈後の佐藤被告は、連日、高級クラブや高級レストランで派手な生活を送り、自らのSNSに投稿していた。 裁判中、被害者側の担当弁護士から、「高級レストランでの飲食を、SNSにあげているね?」と 質問されて、佐藤被告は それを認めている。 「我が子と 妻を 轢いた犯人が 目の前にいるのに、自分は 裁判を 傍聴することしか出来ません。ようやく 実刑判決が出たと思ったら、その日のうちに 佐藤は“自由の身”になっている。 保釈後も、SNSなどで 自分が高級クラブや高級レストランで食事をしている様子をアップしています」。 こういった投稿を繰り返す 佐藤被告の行いを 目にするたび、息子を殺された 被害者家族は無力感に苛まれていた。 こんな投稿しているのは、自己顕示欲の強さと身勝手さから、周りの人々に“この事故の件は、もう関係ない”と思わせたい としか考えられない。
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