「あそこまでいい選手だとは知らなかった」 元チェルシーMFが語る現プレミアリーグ最高のプレイヤーとは
シティから離れてその才能が開花した
開幕から未だ一度しか負けていないリヴァプールが首位を走る24-25シーズンのプレミアリーグ。2位につけているのは昨季、最後の最後まで優勝を争ったアーセナルとマンチェスター・シティではなく、エンツォ・マレスカ監督の下で新体制をスタートさせたチェルシーだ。 「サッカーを見るためだけに私とデートしようとする」 スタジアムを上から見下ろせるアパートに住む女性の苦悩 22-23シーズンはまさかの12位、昨季は6位でECLにまわるなど苦しい時期が続いていたチェルシーだが、今季は見違えたようなパフォーマンスで勝ち点を積み上げている。特に前線の破壊力は凄まじく、14試合で得点数31はプレミアトップの数字である。 そんなチェルシーの攻撃の中心にいるのがコール・パーマーだ。シティからやってきたレフティは、加入初年度から公式戦48試合で27ゴール15アシストの大暴れ。プレミアの得点ランキングではアーリング・ハーランドにあと一歩のところにまで迫っていた。今季も同様の活躍を続けており、公式戦16試合で9ゴール6アシストを記録している。 プレミアリーグ第15節ではチェルシー対トッテナムの対戦が予定されており、両クラブでプレイ経験のあるグスタボ・ポジェ氏が『Squawka』で近年のパーマーのパフォーマンスに言及している。 (今季はファウルを受ける回数が増えていますが、これまでのように活躍できると思いますか?)「彼は道を見つけつつあると思う。昨季の活躍を考えると、今年は難しい年になるだろうと思っていました」 「彼がいい選手だとは知っていたけど、あそこまでいい選手だとは知らなかったんだ。彼が毎週見せているクオリティから考えると、私にとって彼がプレミアリーグ最高の選手だと思う」 まだ22歳と若く、さらなる成長が見込めるパーマー。怪我が少なくコンスタントに試合に出場できる点も彼の強みの1つであり、今後どこまで数字を伸ばすことになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部