「つい許してしまう」上手な夫婦間の謝り方って?“夫側”と“妻側”それぞれの成功例を調査
夫婦喧嘩は犬も食わぬ、とはよく言ったもので、些細なことが原因で起こりすぐに仲直りするもの。他人の干渉ではなく、自分たちで解決し、愛情を育んでいきたいものです。 そこで『kufura』では、子どもがいる20~50代の既婚男女198人にアンケート調査を実施し、「子どもや配偶者に謝られて、思わず許してしまった上手な謝り方」を教えてもらいました。【子ども編】【妻・夫編】の2回に分けてご紹介します。 前回の【子ども編】に続き、今回は【妻・夫編】。夫婦関係のよりよいコミュニケーションのヒントにもなるかも?
思わず許してしまった「妻の謝り方」
まずは「気に入っていたシャツを捨てられてしまった」など、夫が妻に対して怒りを感じたケースから。「妻をつい許してしまった」上手な謝り方エピソードを聞きました。 ⚫︎行き詰まったときは「笑い」で解決! 「夫婦喧嘩をしている最中に妻が水を飲んだ時に吹いてしまい、お互い大笑いしました」(55歳/デザイン関係) 「面白く冗談を言ってくれた」(49歳/公務員) 「喧嘩中にテレビのバラエティ番組で面白い話をしていて同じタイミングで吹き出した。なんで怒っていたか忘れた」(44歳/金融) どれだけ怒っていても、笑いが解決することってありますよね。 ⚫︎仲直りの意思表示は「謝罪以外」でも? 「プレミアムモルツを買ってきて、“一緒に飲もう?”で許してしまいました」(58歳/営業・販売) 「プレゼントを添えられたので許した」(44歳/その他) 「妻が炊飯器を壊してしまった時、私の好きな食べ物を食卓に出して楽しい気持ちになったころを見計らって告白してきたときです。とても怒る気にはなれなかったですね」(55歳/その他) 謝るだけではなくプラスアルファの行動があると、許したくなっちゃうのかもしれません。 ⚫︎「お腹」を満たして謝る 「好きなケーキを買ってある上で謝られたとき」(54歳/会社経営・役員) 「喧嘩した時は、どちらかがハーゲンダッツを買ってきて、一緒に食べることにしている」(34歳/その他) 「自分の好きなどら焼きを買ってきてくれると喧嘩した時の怒りは収まり思わず笑顔になってしまいます」(57歳/技術職) 美味しいものを食べるとほっこりしちゃうのはどうしてなんでしょう。 ⚫︎理由をしっかり伝えて許してもらう 「お気に入りのTシャツを古いと言って捨てられたが、“あなたには、いつもきれいな服を着て欲しい”と言われ、許してしまった」(59歳/営業・販売) 「きちんと話し合えばわかるはず、とファミレスでじっくり話す時間を作ってくれたこと」(33歳/コンピュータ関連) 「ときどき夫婦喧嘩をするのだが、そのあとに妻から心温まる内容のラインが送られてきて、文末に丁寧に謝罪の言葉が書かれていて、可愛いスタンプも押されていたのを見て、それまでカンカンだった自分は、思わず許してしまった」(53歳/研究・開発) 女性が怒るにはキチンと理由があるんです。話し合いで解決するのが理想ですよね。 ⚫︎なかにはこんな人も 「上手とかは関係なしに先に謝られると、許さないと度量のない人間に思われるのではと感じて許してしまう」(48歳/営業・販売) 「自分のことで良かれと思ってしてくれたことが原因で失敗した時のシュンとした態度そのものには勝てません」(58歳/コンピュータ関連) 「妻は無言でもちゃんと身の回りの事をしてくれていた時」(56歳/会社経営・役員) 男性ならではの目線もあるんですね。