先週の流入額上位-「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」がトップ
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年10月28日-11月1日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、三井住友DSアセットマネジメントが10月28日に設定した「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)が約733億円の純資金流入となり、トップとなった。 「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」は、電力需要の拡大や電力市場の変革による恩恵が見込まれる世界の企業(日本を含む)の株式に投資する。銘柄選定に当たっては、発電、送電、蓄電の3つの分野に着目する。実質的な運用は、ニュートン・インベストメント・マネジメント・ノースアメリカが行う。 同ファンドのほかには、「グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド」が新規にランクインした。10月7日-11日以来3週ぶりのランクインとなる。 先々週(10月21-25日)に続いてランクインしたのは、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「Bコース(為替ヘッジなし)」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「野村 ブラックロック世界優良企業厳選ファンドBコース」、「Tracers S&P500ゴールドプラス」。 一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「日経225ノーロードオープン」、「まあるい未来共創ファンド cotocoto」がランク外となった。
武石謙作