1年前に急逝した寮母とともに夢舞台へ…「おばちゃんのために絶対に勝とう」松本国際が春高バレーで大きく成長した姿を見せる!
「おばちゃん」のために夢舞台へ
厳しくも愛情を持って選手たちと接してきた、智子さん。 悲しみにくれるチームを1つにしたのは、“おばちゃん”への思いだった。 小林: 「“おばちゃん”がいなくなってからは、最初の方は悲しいとか立ち直れない部分もあったんですけど、“おばちゃん”がいないからこそ自分たちでやらなきゃいけないというのも身についた。『“おばちゃん”のために絶対に勝とう』という一心でバレーボールに取り組んだことが(県予選の)勝利に繋がったかなと思います」 智子さんの亡き後、寮母を務めているのは、妹の浩子さんだ。 現在の寮母・浩子さん: 「姉がまだこの寮を続けたいと思っていたし、まだまだ優勝をさせてあげたいと強く思っていた。その思いを途絶えさせちゃダメだなと。姉の意志を継いでもう一回全国優勝させたい」 “おばちゃん”がくれた、たくさんの感謝の気持ち。 だから次は、“おばちゃん”の願いを叶えるために、彼らは夢舞台に臨む。 山田: 「天国からではあるんですけど、絶対に自分たちのことを応援してくれていると思う。 春高バレー本戦では大きく成長した姿を見せられるように、頑張りたいです」 松本国際は1月5日(月)の1回戦で岐阜代表の大垣日大と対戦する。
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