紀宝町で育った絵本作家のやまもとしんじさんの作品展＝三重県立熊野古道センター（三重テレビ放送）

　三重県紀宝町出身の絵本作家、やまもとしんじさんの企画展が、尾鷲市の県立熊野古道センターで開かれています。 　絵本作家のやまもとしんじさんは、福岡県で生まれ、三重県の紀宝町育ち。緻密で色彩豊かな絵が人気のイラストレーターです。 　企画展には15年間の創作活動で生み出された原画や、作品162点が展示され、コンセプトは「夢のテーマパーク」。まるで絵本の中に飛び込んだかのような、不思議で楽しい空間が作り出されています。 　やまもとさんの最新作をはじめ、話題となった手塚治虫の名作「アトムキャット」や人気コミック「ONE PIECE」とのコラボ企画の作品も展示されています。 　やまもとしんじさんの企画展は2月9日まで、尾鷲市の県立熊野古道センターで開かれています。 　関係者は「ワクワクしながら原画を見てもらえるよう工夫した。フォトスポットなどで記念撮影など親子で楽しんで」と話していました。 　また、1月12日にはやまもとさんのトークイベントが行われるほか、19日にはクリアシールで手作りグッズを作るワークショップなども開催される予定です。