照ノ富士が12月の冬巡業に参加 九州場所初優勝の琴桜、優勝次点の豊昇龍は綱とりへ同巡業で再始動
大相撲で2場所連続休場中の横綱照ノ富士(32=伊勢ケ浜)が、12月1日から始まる冬巡業に参加することが決まった。28日、日本相撲協会が発表した冬巡業の休場者に、照ノ富士のほか琴桜、豊昇龍、大の里の3大関ら三役以上の力士は含まれなかった。照ノ富士は、優勝した7月の名古屋場所を最後に、最近2場所は全休している。今月の九州場所で初優勝した琴桜、千秋楽相星決戦の末に敗れて優勝次点の豊昇龍は、ダブル綱とりとなる来年1月の初場所(東京・両国国技館)に向けた、再始動の場となる。 冬巡業の休場者は、いずれも前頭の美ノ海、琴勝峰、高安、明生、北勝富士、武将山の6人となった。十両から補充で巡業に参加するのは金峰山、輝、白熊、嘉陽、玉正鳳の5人に決まった。冬巡業は沖縄・沖縄市で行われる12月21日まで、九州、近畿地方を中心に15日間開催される。