【独占直撃】に元ジャンポケ斉藤慎二が語った「書類送検」「借金地獄」…そして知人が明かす「緊迫の借金交渉」の一部始終
「すみません。本当に申し訳ありません…」 記者の問いかけにそう口を開くのは元ジャングルポケットの斉藤慎二(42)だ。かつてバラエティ番組で活躍した様子とは打って変わり、その声は弱々しい。 【マンガ】追いつめられた女性が「メンズエステ」の世界で味わった「壮絶体験」 斉藤が不同意性交の疑いで書類送検されたと報じられたのは今年10月7日のことだった。 斉藤には番組撮影のために用意されていたロケバス内で20代の女性タレントに対して性的暴行を働いたという容疑がかけられている。その一方で噴出したのが本人による多額の借金問題だ。 前編記事『元ジャンポケ斉藤慎二「俺は水原一平じゃない」「言い値で利子をつけるから」…人気芸人が溺れた「借金地獄の全真相」』につづき、斉藤が陥った借金地獄の様子と独占直撃で語った本人の言葉を詳しく報じる。 「所属していた吉本は書類送検が報じられた7日付けで斉藤の契約解除を発表しています。『週刊文春』では解除に至ったもう一つの要因として斉藤の借金問題があったと指摘。斉藤はギャンブルを理由に複数の芸人らからカネの無心をしていたと報じられています」(スポーツ誌芸能記者) 人気芸人として華々しい世界で活躍する裏で未曾有の借金地獄へとハマりこんでいた斉藤。その様子を目の当たりにしていた芸人仲間の一人はこう振り返る。
「今日中に貸してほしい」「必ず利子をつけて返す」
「斉藤はいつも突然に電話をしては『今日中に金を貸してほしい』と懇願していた。それも相手が出るまでしつこく電話をかけ続ける。いわゆる鬼電です。 断る相手には『これぐらいならどうだ』と金額を下げて伝えたり『必ず利子をつけて返す』と食い下がる。周囲がいくら尋ねても明確な理由は明かさず、はぐらかすだけ。なぜそこまで追い詰められているのか、周囲も理解に苦しんでいた」 カネの無心は芸人仲間だけにとどまらない。実際に斉藤から借金の申し立てを受けたという社長のA氏は交渉の様子をこう語る。 「斉藤さんとは数年前に知り合いを通じて顔を合わせました。それでもたまにご飯を食べる程度で仲が良いというわけではなかった。去年ぐらいですかね、斉藤さんから深夜に連絡がありました。何かと思えば開口一番『お金を貸してほしいんです…』と頼まれました。あれほどの売れっ子芸人さんですから『僕のほうがないですよ』と笑って返しましたが、『いくらだったら貸してくれますか。今日中に必要なんです』と食い下がってきた。 正直、なんと答えたらいいのかわからず『10日で5割の利息ならいいですよ』と冗談っぽく言ったらしばらく考えて『それならやめときます…』と引き下がっていきました。それ以来、カネの無心はないです。関係が深くない私のところまでわざわざ頭を下げるほどですから、よほどお金に困っているのかなとは感じました」