「外野のノイズは無視しろ」外国人YouTuberが主張 電車内の迷惑ダンスに山梨県警も立件を検討
山梨県内の富士急行線の電車内で、外国人の男らがダンスをする迷惑行為を撮った動画が物議を醸しており、県警が威力業務妨害などの疑いで立件を検討している。 【画像】ベビーカーを押す通行人の前で… インバウンド客があふれる中で、神社の鳥居で懸垂するなど、迷惑行為も一部で目立つようだ。こうした行為は、文化の違いもあるが、テーマパークのように日本を考えているのではないかとの指摘も出ている。 ■米ニューヨークのダンサーグループが、来日して撮影 ドレッドヘアで耳にピアスを着けたラフな服装の黒人の男が、制服の中高生らが座る前で、いきなり仰向けに寝転がる。 男は、生徒らに握手を求めるが、応じてもらえない。 しかし、立ち上がると、ノリノリの様子で踊り出した。そして、隣の車両まで床をスライディングし、ブレイキンのようなアクロバティックな技を始める。 飛び跳ねたり、頭で逆立ちをしたりした後、今度は、フードを被った別の男が踊り出し、イスに座った黒人の女もノリノリだった。 この動画は、2024年10月19日ごろにX上で取り上げられ、車内の様子から富士急行線の電車内と特定され、話題になって拡散した。 実は、この動画は、米ニューヨークのダンサーグループがユーチューブやTikTokなどの動画サイトで投稿していた。グループは、繁華街の路上などで踊る動画を多数投稿しており、日本にもダンスの撮影に来たようだ。 東京・渋谷のスクランブル交差点でブレイキンのようなダンスをしたり、浅草の雷門前でも着物姿で同様なダンスをしたりする動画を投稿していた。人が多い場所だけに、杖を突いた高齢者にぶつかりそうな場面もあった。 グループは、電車内で踊る様子を撮った動画をほかにも上げており、富士急行線の電車内では、上部の金属棒で交互に懸垂をするシーンが映ったものもあった。 ネット上で、こうした動画が拡散して騒ぎになると、富士急行線を運行する富士山麓電気鉄道(山梨県)は23日、乗客による迷惑行為があったとして公式サイトでお知らせを出した。