【実際に購入 オーナーのレポート】日産リーフを3台乗り継ぎ13年、ZE1型3度目の車検
日産リーフの次世代モデルへの期待
3台目日産リーフも7年経ち、そろそろ次期EVへの買い替えを検討しています。 EVに何を求め、期待するかは人それぞれでしょうが、近年輸入車も含めいろいろなEVが発売され、好みやライフスタイルにあったクルマを選べられるようになりました。 そこで昨年、世界的にコスパの高さが好評なBYDのドルフィンを、今年になってからはヨーロッパで売れているボルボのEX30に試乗してみました。 どちらもサイズは日産リーフとほぼ同じで、内部インテリアの豪華さは素晴らしく、高級感を感じながらの運転を体験することができました。中央にある大きなディスプレイは見やすく、機能面も充実しており、人を魅了するようなクルマであると思いました。 しかしながら、どちらもドライブモードでの回生ブレーキを強くできないことが残念で、現在まで購入には至っていません。回生ブレーキの強い『Bモード』のなかった日産リーフの初期型モデルと同じであり、EVの面白さを楽しむことができないのではないかと感じてしまいます。 そこで期待するのが、日産リーフの次世代モデルです。今のバッテリー容量は40kWhで、日常生活中心で乗るならちょうど良いのですが、遠乗りのことを考えると当然ながらバッテリー容量はもう少し欲しくなります。 かと言って、大きくて重たいEVには不合理性を感じてしまい、個人的にあまり好きにはなれません。これまで乗り換える毎に、ほぼ同じ車両重量で、約3割程度バッテリー容量は増えてきています。 その容量増加による利便性向上は、購入前に想像していたものよりはるかに大きく、EVワールドの景色が変わるといっても過言ではありませんでした。目的地を追加充電なく往復できることは、とても快適であることを再認識させられました。また、急速充電で起きる充電電流の低下も始まりが遅くなり、その結果充電時間は短くて済みます。 日産リーフの次世代モデルは、いろいろな新機能に加え、バッテリー容量も今より3割以上増えることを期待しており、いったいどのようなEVワールドの景色を見ることのできるクルマになるのか、今、興味津々です。
AUTOCAR JAPAN(編集)