「ブラジルにはありません」 築地市場で探し求めた、母国では味わえない最高の食材とは?
日本の食文化は、訪日外国人観光客にとって大きな魅力の一つ。旅先で出会う新しい味やお気に入りの料理が、旅行の楽しみを一層広げてくれます。観光地である築地市場を訪れたブラジルからの観光客、ルイスさん。母国では味わえないという食材を探し求めていました。それはいったい、どんなものだったのでしょうか。 【写真】「ブラジルにはありません」 日本で出合った“最高の食材”の写真 ◇ ◇ ◇
幼少期から憧れていた日本旅行
今回選んだ旅先は、大阪、京都、東京の3都市。幼少期から憧れていた日本を訪れる夢がついに実現したといいます。 旅の中で「日本の食文化に触れること」が楽しみの一つだったとのことで、この日築地市場を訪れた理由もズバリ“食事”。「寿司とカニをいただきました。ブラジルにタラバガニはありません。なかなか見つけられないので」と、貴重な体験を笑顔で振り返りました。 ブラジルでは、「カランゲージョ」や「シリ」という、マングローブ沿岸で採れる小型のカニを用いた料理が一般的ですが、タラバガニのような特大サイズのカニは非常に希少。そのため、新鮮で大ぶりなタラバガニを味わえたことは、忘れられない思い出となったそうです。逆に、日本ではカランゲージョやシリは入手困難。どんな味なのか気になりますね。 食べ物の素晴らしさの他に、日本で印象に残ったのは「人々の親切さ」とルイスさん。旅の中で出会った親切な人々と、心に残るおいしい食事に感動していました。今回の旅行を通じて、日本への理解と愛着をさらに深めたようです。これからも日本ならではの体験を楽しみ、多くの魅力に出会ってほしいですね。
Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム