ハマスが人質34人解放に合意か イスラエル側は確認できず…解放成立するかは不透明
All Nippon NewsNetwork(ANN)
パレスチナ・ガザ地区の停戦と人質解放の交渉を巡り、イスラム組織「ハマス」が拘束している人質のうち34人を解放することに合意したと複数のメディアが報じました。 AFP通信などは5日、ガザ地区でイスラエルと戦闘を続けるハマス幹部の話として、「第一段階としてイスラエルが提示したリストから34人を解放することに合意した」と報じました。 この幹部は人質の生死を確認するために「1週間の平穏が必要だ」とも語ったとしています。 一方、イスラエルの首相府は、解放される人質のリストは去年7月に仲介国に送ったものだとして、今回の交渉とは無関係であることを示唆しています。 そのうえで、ハマス側から確認や説明は受けていないとしていて、解放が実現するかは不透明です。 イスラエル政府によりますと、去年10月にハマスによって捕らえられた人質は今もガザ地区に96人いますが、このうち30人以上は死亡しているとされています。
テレビ朝日