「バカ運転手」暴言に自作自演も 悪質カスハラ防止条例案 制裁措置で氏名公表も
■カスハラ防止条例案 制裁措置で氏名公表も
三重県桑名市のカスハラ防止条例案では、制裁措置としてカスハラを行った人の氏名の公表も盛り込まれた。 来月議会に提出され、来年4月1日からの施行を目指しているということだが、制定されれば氏名の公表という点では全国で初めてということになる。 氏名公表までの大まかな流れは、カスハラ被害を受けた事業者等が市役所に相談して、市が設置した第三者機関で審議し、認定されると市がカスハラを行った人に対して警告をする。この警告に従わなかった場合はホームページなどでカスハラ行為者の氏名を公表するというものになってる。
■氏名公表はやりすぎ?「安心して働ける環境を」
氏名公表はやりすぎなんじゃないかという指摘もあるが、市の担当者はカスハラを事前に防ぐための手段の一つであり、氏名を公表することがこの条例の目的ではなく、あくまで抑止のためということだ。 桑名市の伊藤市長は「このような取り組みで市民が安心して桑名市で働ける環境を作っていきたい」と話している。 そのほかにも東京都では全国で初めてカスタマーハラスメント防止条例が先月成立し、来年4月1日から施行され罰則はない。 そして北海道では26日、カスタマーハラスメント防止条例が成立し、来年4月からの施行。罰則はないということだ。 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年11月28日放送分より)
テレビ朝日