仮想通貨が不正流出 ビットポイントが会見(全文3)約5万人の顧客が被害に
開示しない理由は?
NHK:開示してないのはなんか理由があるんですか。どこの国っていうものが分からないと、海外っていうだけだと【************* 00:36:19】。 小田:当社として、上場会社、子会社という観点がございまして、原則的に開示しない事項は回答ができないと、大変申し訳ないんですけども、と思っておりまして、なるべく回答できることは回答したいと思っているんですけども、現段階ではそういう形でご了承いただければ幸いでございます。 司会:すいません、ちょっとメモが入った件を。先ほどの会員数の件ですね。 小田:先ほどなんですけども、今回の流出対象者数に関してご質問がありました。現状、うちの管理部から連絡がございまして、当社、ビットポイントの口座開設数は約11万人いるんですけども、今回の不正流出対象になった方に関しましては、だいたい5万人の方が今回の仮想通貨流出被害に遭っているというふうにお考えいただければ幸いでございます。 司会:すいません。11万人からお詫びして訂正させていただきます。 小田:はい。いただきます。 司会:じゃあ、続きまして向こうの方が。一番、向かって左の列の方が早かったですね。
流出分相当の仮想通貨の調達ルールは?
コインテレグラフ:すみません、コインテレグラフという媒体の大木と申します、お世話になってます。2点質問させていただきたいんですが、まず14日に発表された「流出分相当の仮想通貨を調達するなど」というところなんですけど、これはちょっと教えていただきたいんですが、どういう根拠というか、ルールに基づいて調達したのかっていうのと、どこから調達したっていうのをちょっと教えてください。 小田:まず回答させていただきます。今回、7月14日、第2報として流出された仮想通貨に関しまして、全種、全量調達したということを開示させていただきました。こちらで当社がいろんな、日本国内外で仮想通貨を買ったり売ったりしているところがあるんですけれども、そこから調達をしておりまして、具体的にどこからということに対しましては開示は控えたいと思っているんですけれども、日本国内外の仮想通貨交換所であったりとか、当社の取引先から仮想通貨を購入する等して調達したというふうにご理解いただければ幸いです。 司会:じゃあすみません、手があがった。 コインテレグラフ:もう1点。 司会:もう1点ですか、すみません。申し訳ございません。 コインテレグラフ:繰り返しになってしまうかもしれないんですが、流出の経緯のところで、ホットウォレットからコールドウォレットへの移動を優先させたっていうことなんですけど、これって御社の独自の判断なのか、それとも業界の中ではそれが当たり前のことなのかっていうのをちょっと教えていただけたらなと思います。 朏:今回はホットウォレットのキーが窃取された可能性が高いとその当時に判断いたしましたので、そうすると秘密鍵を持っている人間からは仮想通貨を抜かれる状態にあると判断しましたので、私どものコールドウォレットに対する退避を最優先いたしました。 司会:よろしいでしょうか。じゃあ続きまして、その前の男性の方にマイクをお持ちいただけますか。