【いまだ逃走中】『おい、八田!必ず捕まえてやる』大学生を死亡させた重要指名手配・八田與一容疑者、事故のシミュレーションから見えた“意思”『これは、凶器を車に変えただけの殺人事件』
八田容疑者の逃走先について、元徳島県警捜査1課・秋山氏は「事件現場である九州から離れ、人が多い大都市圏にいる可能性が高い」、現在の状況については「変装して偽名を使い、身分証明書を必要としないところで、住み込みで生活しているのでは。犯人隠避罪に当たるため、友人など協力者がいることは考えにくい」との見解を示しています。
また、八田容疑者が今何をしているかについて、犯罪ジャーナリスト・石原行雄氏は「犯罪系の組織や集団に属して、閉じられた空間で身を潜めて、社会生活をしている可能性がある。通常、“闇バイト”や“トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)”の仕事は無断でいなくなる心配があるが、八田容疑者には逃げる先がないので、そういう意味では“使い勝手が良い人材”と言える」、逃亡生活については「例えば『スマホが必要になったから置き引きしよう』とか、『裸足で逃げるのはつらいから靴を盗もう』といった細かい犯罪を重ねながら逃走しているはず」との見解を示しています。
八田容疑者は現状『救護義務違反』容疑のみで手配されていますが、秋山氏は「この事案は、『殺人罪』および『殺人未遂罪』で逮捕状を請求すべきです」と話します。理由は2つあり、『救護義務違反』容疑の捜査は“交通担当”がしますが、『殺人』容疑になると凶悪犯の事件に長けた捜査1課が主導します(秋山氏によると)。また、時効も『7年』から『なし』となります。
時効について、ご遺族も悲痛な胸の内を明かしています。 (遺族のコメント/一部抜粋) 「いつ捕まるのか、捕まるかどうかもわからない不安に加え、迫りくる“あと5年”という時効の壁。一体いつまで私たちは八田與一を追い続けるのだろう。終わりの見えないこの苦しい活動を、いつまで続けなければいけないのだろう。重要指名手配ポスターに並ぶ、八田以外のあまりにも古い写真を見ては、そう思うのです。どうかお願いです。『救護義務違反』ではなく、時効のない『殺人罪と殺人未遂罪』に早く切り替えて、全国での全力捜査、事件の早期解決を望みます」 八田與一容疑者に関する情報提供は、下記へお願いいたします。 0977-21-2131(大分・別府警察署) (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年6月28日放送)
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