【いまだ逃走中】『おい、八田!必ず捕まえてやる』大学生を死亡させた重要指名手配・八田與一容疑者、事故のシミュレーションから見えた“意思”『これは、凶器を車に変えただけの殺人事件』
事件発生から1年以上経った、2023年9月。業を煮やした大分県警は、八田容疑者を『重要指名手配』に指定。全国の警察を挙げて、八田容疑者の行方を追う態勢を取りました。『道路交通法違反』での指定は、初めてのことです。
元徳島県警捜査1課・秋山博康氏は…。 (元徳島県警捜査1課・秋山博康氏) 「指名手配犯からすれば、もう顔がバレているので、『もう変装せないかん』という気持ちになります。だから、人相・体格などを変えて、“巧妙な変装”をします。そこから何年も潜伏される、ということが考えられます」
“巧妙な変装”による更なる逃亡を許さない―そのために、被害家族を支えるグループは『目』『鼻』『銀歯』『左耳の形』『指・爪』まで、八田容疑者の身体的特徴をSNSで市民に向けて発信。更なる目撃情報の提供を呼び掛けています。
“大都市圏”に潜伏し、“犯罪系の組織や集団”に属している可能性か?情報提供は0977-21-2131まで
八田容疑者が逃走時、乗り捨てられた軽自動車の車内には、中に財布が入ったリュックサック・スマートフォン・スリッパ・スニーカーが残されていたということです。また、事件当時着ていたとみられる黒色のTシャツが、ヨットハーバーの駐車場で見つかりました。
2024年6月28日に、そのヨットハーバーを取材した西山ディレクターに話を聞きました。 Q.Tシャツが見つかったということですが、事件当時も海に飛び込める水温だったのでしょうか? (西山ディレクター) 「当時も、今年と同じように蒸し蒸しした暑さだったということです」 Q.ヨットハーバー周辺は、どういう所ですか? (西山ディレクター) 「別府の大動脈である国道が程近い所に走っている場所ではありますが、一本奥の海側は夜になると明かりもついておらず、周辺住民も『非常に暗い場所だ』と話していました。ただ、国道に出ると車通りも多く、別府の中心といった場所で、近くには大阪行きの長距離バス乗り場や、関西方面へのフェリー乗り場などが数多く点在しています。警察もそれを把握していて、捜査していると思います」
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