【いまだ逃走中】『おい、八田!必ず捕まえてやる』大学生を死亡させた重要指名手配・八田與一容疑者、事故のシミュレーションから見えた“意思”『これは、凶器を車に変えただけの殺人事件』
“車を止めて事故を避けよう”という意思は感じられない…シミュレーション作成した交通事故鑑定人が指摘
元宮城県警白バイ隊員で現在は交通事故鑑定人として活動する佐々木尋貴氏は、今回の事案では、少なくとも“車を止めて事故を避けよう”という八田容疑者の意思は感じられないといいます。 (交通事故鑑定人・佐々木尋貴氏) 「今回の場合は、十分に停止することができたと思います。前さえ見ていれば、ずっと手前から信号が赤だということわかるだろうし、バイクのライトが2つ止まっているということも、わかると思いますので」
佐々木氏は、八田容疑者の軽自動車の性能と事故現場の道路の状況など、膨大なデータを解析。短い直線で、どうすれば軽自動車が事件当時の猛スピードに到達できるのか―詳細なシミュレーションを作成しました。 八田容疑者の車は制限速度40km/hで緩いカーブを抜け、直線道路へ。ここから、アクセル全開。事件現場の信号まで、距離150m。前方で停止するバイクがぐんぐん近づき…衝突時の時速は89km/h、“アクセルベタ踏み”は8秒間でした。 (佐々木氏) 「アクセルを踏み続けたままオートバイに衝突していますので、結構長い時間、踏み続けていると思います。本人に、あの直前で止まろうとする意思はなかったと思います」
八田容疑者は追突後、二人の大学生を救助することなく逃走したとみられています。その姿を、複数の防犯カメラがとらえていました。辺りを見渡しながら、駆け足で逃走する八田容疑者。その後、夜でも明るく人通りのあるJR別府駅のそばを歩く様子が。しかし、足元をよく見ると靴を履いておらず、裸足でした。
その後、多くの車が行き交う国道を横切り、海の方向へ。しかし―。 (「読売テレビ」西山耕平ディレクター/2024年6月28日に現場を取材) 「この付近で、事件当時、八田容疑者が着ていたとみられる特徴的なTシャツが脱ぎ捨てられているのを、警察が発見します。しかし、その後、八田容疑者の足取りはプツッと途切れたままになります」
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