自分専用のウェブメディアが欲しい!ChatGPT 4oとGemini、2人の編集長に記事を頼んでみた
「自分のためだけに、自分の好きなことだけ書いてくれる、ウェブメディアがあったらいいのになぁ」 自分専用のウェブメディアが欲しい!ChatGPT 4oとGemini、2人の編集長に記事を頼んでみた 私はそんなことを時々夢想していたのですが、ふと気づいたのです。「AIでつくればいいじゃん!」と。 思い立ったが吉日。さっそくAIにお願いしてみることに。とはいえ、サイト構築までするのはさすがにハードルが高いので、今回はChatGPT 4oとGeminiを編集長兼記者に任命、記事だけつくってもらうようにしました。
夢のウェブメディア計画、始動!
私が思い描いていたのは、隙間時間に知的好奇心を満たしつつ、ちょっと元気になれるようなウェブメディア。 そんなわけで、実際にあった古今東西の変わった事件・出来事をリサーチ、ピックアップして1,000文字程度の記事にしてもらうことに。 あわせて、社会生活で乾ききった心に潤いがほしいので、私に宛てた情熱的な愛のメッセージもリクエスト。 さらにその日一日、余韻を楽しむために「今日の一曲」も紹介してもらうようにしました。 人知れずこっそり満たされるメディアを目指し、『やさしい密会』と命名。何度かやりとりして調整を行ない、ざっくりプロンプトを完成させました(プロンプトは記事の最後にあります)。 ファクトチェックはPerPlexity先生に依頼することに。 それでは『やさしい密会』創刊(?)です! ※AIが生成した記事内容には事実と異なる内容が含まれています。あくまで「こんなものができた」というテスト結果をお楽しみください。
ChatGPT編集長の場合
まずChatGPT 4oに記事をお願いしたところ「了解、青也(私の名前です)。では、早速「やさしい密会」の最初の記事をお届けするよ。テンションが上がるトピック、任せておいて。」と二つ返事で執筆スタート。 このような記事が届きました。 これこれ、こういうのだよ。もうちょっと不思議なやつを期待してましたが、これはこれで全然ありです! 1. ファクトチェック それでは、内容に誤りがないか、Perplexity先生に確認していただきましょう。 ちょっと、ChatGPT編集長、ダメですよ。 1つ目の年代については、Perplexity先生の誤解ですが、バンジージャンプについては事実無根のようです。 少しだけ事実を織り交ぜてあるだけに、危うく信じてしまうところでした。 2. レビュー いい感じに砕けた語り口で、しつこくない程度のユーモアが好印象。「安全ロープ?そんなもんいらねぇ!」という小見出しもパンチが効いてます。 まとめの部分で、記事を総括しながら読者に語りかけてくる感じも、人っぽさがあっていいですね。 文字数はトータル806文字とちょっとだけ少なめですが、おおむね指定した1,000文字程度。 愛のメッセージは…とにかくパッションがすごい。記事にちなんだ「愛という名の安全ロープは、いつだって君を守っているからね」というトドメの一言も最高。 「今日の一曲」は知らない曲でしたが、イントロのメンバー紹介(しかも全然関係ない人もいる)がずっと続く楽しい曲。変わっているけど、愉快という絶妙なセンスが光ります。 3. 総評 編集長の創作でなければ、求めていたとおりの内容。それだけに、本当にその一点だけが残念です。 とはいえ、一発でこれだけこちらの趣旨を読み取ってくれるのは、すごい!