「彫金&塗装がゴージャス」「日本の伝統文様もアリ!」ハーレーショベルヘッドカスタム〈遠藤自動車〉
リジッドボバー1980ショベルヘッド:日本の伝統文様を用いたペイントに熱視線!
大径21インチに細身のタイヤをセットし、軽快に立ち上がるフロントビュー。スプリンガーフォークからタイトなハンドルへ繋がるラインがなんとも美しい。 いちどフロントへ出てから、プルバックされてカーブを描くハンドルバーは形状が流麗だ。シンプルであることを追求し、ライザーは使わずトップティに直接溶接されているのも見逃せない。 ワンオフのナローピーナッツタンクはハイマウントされ、チョッパーなテイストをより強く強調している。 そのペイントもまた眼を見張るもので、サイドにフレイムス、上面には日本の伝統文様を見る者に想起させる鱗(うろこ)柄を描いた。いつまでも眺めていたくなるほど上品で優雅。エアブラシを用いて縁取りをぼかし、全体のデザインと馴染ませている。 モノトーン基調のシックなデザインでありながら、艶の有無で多彩な表情を魅せる。ラインはアイボリー、フレイムス部分は艶消しのスティンググレーで塗装し、左右対称の柄とした。 ◆フレームのネックからリヤアクスルへ向かうまっすぐなラインに潔さを感じるショベルリジッドチョッパー。 ◆遠藤自動車のオリジナルパーツが随所に使われ、美しいハイクオリティなペイントは、Knock Garageによるものだ。 ◆ショベルヘッドエンジンは、こちらもオープンプライマリーにしている。前後ブレーキにブレンボのキャリパーがおごられ、制動力をアップ。ショベルヘッドエンジンにはSUキャブが組み合わされて扱いやすい。 ◆短くカットされたフェンダーからは18インチのタイヤが姿を見せるが、幅をスリムにしたスッキリとしたテールエンドにしている。
────────── ●文:青木タカオ モリヤン(ウィズハーレー編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ウィズハーレー編集部