“海外に住んでいる日本人”に聞いてみた「世界のリアルな住み心地」
「EXPAT by COURRiER Japon 海外で暮らしてみたら」は、世界各地に暮らす日本人がリアルな情報を発信するプラットフォームです。5月に掲載された投稿のなかから、注目の記事4本をご紹介します。 【画像】19世紀のお屋敷を利用したパリの図書館
パリ観光で図書館はいかが?
パリ在住の中村まゆ美さんは、図書館を紹介しています。近年では、日本でも近代的でおしゃれな図書館が増えてきましたが、パリのものは歴史も感じさせるヨーロッパならではの造りになっているようです。 「先日、9区にある図書館に行ったのですが、パリに20年住んでいる私でも、びっくりするような素敵な場所でした。図書館のなかはというと──シャンデリアが飾られ、上を見上げれば優雅な天井画が。ニクイことに、椅子はポップな原色でその組み合わせもなかなかです」 パリには街中に図書館があり、1回で40冊まで借りることができるのだとか。観光スポットではありませんが、「暮らすように旅をする」のが好きな方には、ぴったりの場所かもしれません。 「天候が許せば、サンドイッチを持って図書館前にあるベンチで昼ごはんというのも、また違ったひとときが過ごせますよ。ちなみにここは、モンマルトルの丘の近くです!」
ドイツの春は「白アスパラガス」祭り
ドイツの春の名物といえば、白アスパラガス。デュッセルドルフ在住のヤマザキメグミさんが、この旬の野菜について解説してくれています。 ドイツで採れる「まっすぐで太くて皮がついて」いる白アスパラガスは、「まるでとうもろこし」のような味わいなのだとか。 スーパーには白アスパラガスの皮を剥く機械まで登場するそうで、家でも簡単に調理することができます。茹でてもよし、オーブンで焼いてもよし、炒め物にしてもよし。「家で調理するのが一番美味しくコスパがいい」とヤマザキさんはいいます。 とはいえ、旅行で自炊をするのは難しいという方もいるかもしれません。そんな人でも大丈夫。4~6月中旬にかけて、レストランでは「白アスパラガス祭り」になるので、存分に楽しむことができそうです。