侍ジャパン・高橋宏は最速156キロ計測し、3回1失点「立ち上がりからいい投球できるよう調整」
ラクザス 侍ジャパンシリーズ2024(9日、日本―チェコ、バンテリンD) 侍ジャパンで初先発した高橋宏斗投手(22)=中日=は3回50球4安打1失点。直球は常時150キロ以上で、最速は156キロだった。ただ一回に3安打を浴び、先制を許した。 「本戦に向け、立ち上がりからいい投球ができるように調整していきたいです」と序盤の投球を反省した。今季21試合の先発で自責点22、セ・リーグトップの防御率1・38の右腕。しかし、一回は先頭のメンシクに中前打を許し、続くエスカラは一ゴロ併殺打としたが、巨人と育成契約を結んだフルプにあわや本塁打となる左越え二塁打。4番チェルベンカには中前適時打を浴びた。制球が不安定で真ん中付近にボールが集中。大柄で直球に強いチェコ打線に不覚を取った。 それでも二回以降は修正し、無失点。結果以上に調整が最優先となるマウンド。慣れ親しんだ本拠地3万3758人の観衆の前で好投した。