「後悔はありません」大分DF高橋祐翔が23歳で現役引退…FWサムエルも契約満了で退団へ
大分トリニータは10日、DF高橋祐翔(23)が2024シーズンをもって現役を引退することを発表した。 【写真】乃木坂46五百城茉央が優勝もたらす“勝利の女神”に(全20枚) 米子北高出身の高橋は2020年に大分へ加入し、ヴェルスパ大分(JFL)とヴェロスクロノス都農(九州リーグ)への期限付き移籍を経て2023年に復帰。今季を含め、大分での公式戦出場はなかった。 また、クラブは同日にFWサムエル(24)の契約満了も発表。負傷の影響もあり、今季は公式戦の出場がなかった。 以下、2選手のクラブ発表プロフィール&コメント ●DF高橋祐翔 (たかはし・ゆうしょう) ■生年月日 2001年9月19日(23歳) ■出身地 鳥取県 ■経歴 蹴友-米子北高-大分-ヴェルスパ大分-大分-ヴェロスクロノス都農-大分 ■J通算出場記録 0試合0得点 ■コメント 「契約満了により今シーズンで退団、そして現役引退を決めました。 このような形でファン、サポーターの方々とお別れになってしまうことになり、大変申し訳ないです。 最後にこの場所で、自分の思いを伝えられたらと思います。 高校卒業後から5年間、チームの一員として活動したのは3年間、何一つ目に見える結果を残すことはできませんでした。 全て自分の実力不足だと感じています。 特に今年1年間は、自分にとっては勝負の年で、必ずチームの力になると強い気持ちを持って挑みましたが、シーズン開幕前に怪我をしてしまい、サッカーすらすることが出来ませんでした。そんな中でも、自分に対して温かい応援や熱いメッセージをくださったファン、サポーターの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。 しかし、自分の中でサッカーに対する熱量が日々薄れていくのを感じ、サッカーを続けるというビジョンが見えなくなっていきました。こういった自分の思いを色々な方々にも聞いてもらった中で、今回の決断に至りました。 この5年間の活動に対して後悔はありません。自分が思い描いていたような結果にはなりませんでしたが、たくさんの人と出会い、数えられないほどの貴重な経験をさせてもらいました。 自分の成長を願ってオファーしてくださり、5年間もの時間をくださった哲平さん、大海さん本当にありがとうございました。 そして、この5年間で出会ったチームメイト、スタッフの皆さん、小中高と指導してくださった皆さんありがとうございました。 そして、自分のサッカー人生をずっと傍で支えてくれた家族。どんな状況の中でも自分の意見を尊重してくれて、何不自由なくサッカーをさせてくれてありがとう。 長くなりましたが、大分トリニータでサッカーできて良かったです。これからの人生、この5年で得たものを大事にしながら楽しんでいきたいと思います! これからは1人のサポーターとして大分トリニータの応援をしていきます! 5年間たくさんの応援ありがとうございました!!」 ●FWサムエル (SAMUEL) ■生年月日 2000年10月27日(24歳) ■出身地 ブラジル ■経歴 ECビトーリア-大分 ■J通算出場記録 44試合7得点(J2:44試合7得点) ■コメント 「チームに入った時から皆様のサポートとご支援をいただき心から感謝します。 大分トリニータ関係者、サポーターのみなさん、一生忘れません。」