足が不自由な兄コーギーを引っ張る弟コーギー&亡くなった父犬の供養をする娘犬「見るたびに涙が出ちゃう」「愛情深さに泣ける」
人間と同じように犬にも“家族愛”があり、SNSでは犬が見せる親子や兄弟間での愛あふれる行動に度々注目が集まる。弟コーギーが足の不自由になった兄コーギーを引っ張って助け合いながら散歩する動画が話題を集めた。一方、“供養”と称して亡くなった父犬のためにお供えしているご飯を食後こっそり食べる娘アメリカンブリーの動画も697万再生を超える反響を呼んだ。そんな様子を見守っていた2組の飼い主さんに聞いたエピソードをあらためて振り返る。 【動画カット】後ろを振り返りながら兄コーギーを鼓舞する弟「今、どれだけの人間がこんな行動を取れるのか…」
■「家族という認識で繋がっていた」兄犬の散歩を助ける弟犬の愛
足が不自由な兄犬・ライトくんのリードを引っ張って一生懸命に坂を上っていく弟犬・シンバくん。「どんなことがあってもリードを離さない」という決意まで感じられる姿には、「なんて優しくて強いのだろうか」「涙で画面が見れなくなっちゃった」などのコメントが寄せられた。 シンバくんはライトくんの足が不自由になる前から「引っ張りたい」という気持ちを示していたと飼い主さん。 「シンバが引っ張りたいと言う時はリードを持たせていました。2匹がお互い辛くならないように、間に入って補助していました。シンバがどう思ってライトを引っ張ったのかは分からないけど、家族という思いだったのでしょうね」 怒りん坊だけど賢いシンバくんと内弁慶でビビりなライトくん。性格の違いはあっても家族という認識があった2匹。ドッグランでも、シンバくんがライトくんを守る出来事があった。 「ライトは優しいお顔で油断するけど、ドッグランに行くとケンカっぱやくなるんです。1回、ガウガウ言ったら逆に他のワンコに囲まれちゃったことがありました。そんな時、シンバがライトの前に入って守ったんです。それはびっくりしました。シンバの方がでかいですから。おかげでケンカにならずにすみました」 「足が動かなくなっても、笑顔でたくさん頑張ってくれた」というライトくんは今年の4月に13歳で虹の橋を渡った。 「シンバは寂しそうにしています。お散歩も、シンバ一匹ではあまり歩きません。ライトの分まで大事にしていきたいと思います」