バスケ女子日本代表の新監督がコーリー・ゲインズ氏に決定「正しい道に戻る準備整った」 JBA発表
JBA発表
日本バスケットボール協会(JBA)は10日、女子日本代表の新監督がコーリー・ゲインズ氏に決まったと発表した。選手時代に日本でプレーしたほか、NBAを含む海外のトップリーグでプレー。ヘッドコーチとしてもWNBAのフェニックス・マーキュリーを優勝に導いた経歴を持つ。 【画像】「本当に信頼関係強かったんだな」 馬瓜エブリンを抱きしめるホーバス監督の写真 現役時代にはネッツなどNBAの5チームでキャリアを積み、通算80試合に出場しているゲインズ氏。2016年に日本代表のアドバイザリーコーチに就任。22年からは男子日本代表のアソシエイトコーチとして、FIBAワールドカップ2023、パリ五輪などトム・ホーバス現HCと共にチームを支えてきた。2月末まで男子日本代表活動に帯同し、3月より女子日本代表専任となる。 ゲインズ氏はJBAを通じ「バスケットボールをプレーするために来日したとき、私の人生は一変しました。10年以上前、私は世界の女子バスケットボールに対する見方を変えることを目指しました。そして今、日本を代表するということの本当の意味を再発見し、正しい道に戻る準備が整いました。私は、このチームが再び偉大さを取り戻す旅に参加できることを大変光栄に思い、誇りに思います。前途は多難ですが、共に達成できないことはないと固く信じています。私たちが世界に何を見せられるか興奮しています」とコメントしている。 JBAの三屋裕子会長は「ゲインズヘッドコーチは、世界のトップリーグで選手として指導者として経験を積み、さらに男女での日本代表コーチ経験を持ち、日本人の特徴も熟知しています。その経験を生かし世界で結果を出せる女子日本代表を作ってくれると信じています」と期待している。 日本女子代表は21年の東京五輪で銀メダルを獲得。昨夏のパリ五輪は1次リーグを突破できず、恩塚亨監督が退任している。
THE ANSWER編集部