“幻のG1馬”クリノガウディーがJRAの競走馬登録を抹消
「有力馬次走報」(2日) 有力馬の次走報は「うま屋ギガ盛り」にお任せ!東西トレセンで連日取材を続ける取材班が最新情報をお届けします。 ◇ ◇ ◆クリノガウディー(牡8歳、栗東・藤沢)が2日、JRAの競走馬登録を抹消されたことが分かった。同馬は15番人気だった20年高松宮記念で1位入線を果たしたものの、直線で内に大きく斜行して4着に降着。“幻のG1馬”としてファンに親しまれた。今後は大井競馬に移籍予定。 ◆ゴールデンイーグル(11月2日・豪ローズヒルガーデンズ、芝1500メートル)に出走予定のコラソンビート(牡3歳、美浦・加藤士)はT・ベリーとの新コンビで挑む。所属するラフィアンターフマンクラブがホームページで発表。 ◆神戸新聞杯2着で、菊花賞(20日・京都、芝3000メートル)を目指していたジューンテイク(牡3歳、栗東・武英師)が左前脚の屈腱炎を発症。「ダメージは中ぐらいで、現役には復帰できる。ゆっくり、しっかりケアしたい」と武英師。6着ビザンチンドリーム(牡3歳、栗東・坂口)と11着ウエストナウ(牡3歳、栗東・佐々木)は菊花賞へ。後者は引き続き西村淳。 ◆菊花賞に出走するシュバルツクーゲル(牡3歳、美浦・鹿戸)の鞍上は松山に決定。シリウスS15着のヴィクティファルス(騸6歳、栗東・池添)は障害に転向する。ともに所属するG1サラブレッドクラブがホームページで発表した。 ◆急性腰痛で9月29日の騎乗をキャンセルした今村聖奈騎手(20)=栗東・寺島=はすぐに回復し、今週末は予定通り新潟で騎乗。「ご迷惑をお掛けして申し訳ないです。同じようなことがないよう、再発を防ぐため、よりしっかりとケアに取り組みたいです」と聖奈。 ◆安田記念3着のソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池江)は団野で富士S(19日・東京、芝1600メートル)へ。僚馬で札幌記念を競走除外になったボッケリーニ(牡8歳)は北海道で休養中。復帰は来年の見通し。 ◆スプリンターズS15着のダノンスコーピオン(牡5歳、栗東・福永)はスワンS(26日・京都、芝1400メートル)へ。 ◆新潟記念3着のキングズパレス(牡5歳、美浦・戸田)は天皇賞・秋(27日・東京、芝2000メートル)を目標にする。 ◆シリウスS連覇を決めたハギノアレグリアス(牡7歳、栗東・四位)はJBCクラシックには向かわず、チャンピオンズC(12月1日・中京、ダート1800メートル)と東京大賞典(12月29日・大井、ダート2000メートル)の両にらみ。僚馬ディープリボーン(牡4歳)はカノープスS(11月24日・京都、ダート1900メートル)に。