3年連続アマチュア優勝なるか!? 松山茉生、長﨑大星など注目アマを紹介【萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手・ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま編】
日本ジュニア12~14歳の部優勝・長﨑大星が目指すのは杉浦ルート?
続いて紹介するのは、今年の日本ジュニア・男子12歳~14歳の部で2位に5打差をつけて圧勝した長﨑大星選手です。先週のレギュラーツアー「Sansan KBCオーガスタ」にも出場した日章学園中学3年生。 「同世代の中では飛距離の出るほう」というドライバーの飛距離は、今週このフィールドにいる歴戦のツアープレーヤーとほぼ同じ300ヤード(キャリー280ヤード)! しかも「そんな大きくは曲がらないです」というほど、フェアウェイキープの精度も高い。会場であるグランディ那須白河GCは、総距離は6961ヤード(パー72)と長くはないが、そのぶん、ティーショットの精度が求められるので、長﨑選手の精度の高いドライバーショットは武器になる予感。 また初出場のコースということもあり、3本のパターを持ち込んで、グリーンに合うパターを入念に確認。結果、「トラスパターで戦う予定です」とのこと。これほど入念にコース攻略を目指すのには訳がある。それは今大会の優勝者、およびローアマチュアに付与されるレギュラーツアー「ダンロップフェニックストーナメント」への出場権。長﨑選手は宮崎県出身ということもあり、地元・宮崎での開催される「ダンロップフェニックス」は国内レギュラーツアーで一番出場したい試合だというのだ。 ちなみに、長﨑選手は連戦が続いており、先週は「Sansan KBCオーガスタ」(福岡)、今週(福島)、そして来週のABEMAツアー「PGMチャレンジ」(福岡)にも出場予定。連戦について聞くと、「日本アマが開催された6月前後も世界ジュニアなど国内外で試合が続いていたので、連戦や移動は慣れました」と力強く話す。また、日本ジュニア優勝後に「ナショナルチームに入りたい」とも話しており、年内、日本アマチュアランキングのポイント加算大会は、今大会を含め、来週、そして国体(10/5~7)のみ。いい流れで10月の国体に、そしてナショナルチーム入りを実現してもらいたい! 初日は9時34分に1番Hからスタート。中道洋平プロ、貞方章男プロ、宇佐美祐樹プロとのラウンドだ。