光も水も少しでOK!理想的な観葉植物アグラオネマって?園芸のプロが初心者からベテランまで満足するワケを解説
大きな葉をもつ丈夫な観葉植物を探しているなら、アグラオネマ(別名チャイニーズ・エバーグリーン)がおすすめです。 【写真で見る】園芸のプロがおすすめ!初めての観葉植物に最適なアグラオネマって? 長く色鮮やかな葉をもつこの植物は、お手入れが簡単なのが最大のポイント。水やりがあまりできなかったり、光量が少なかったりしても丈夫に育ってくれるので、初心者にもベテランにも理想的な観葉植物です。
フィリピン原産のアグラオネマは品種が豊富で、葉がしっかりした緑色のもの、銀色のもの、ピンクや赤のまだら模様のものなどがあります。 クロトン、ストロマテ・トリオスター、アロカシアといった、少しお手入れの難易度が高い他のカラフルな観葉植物の代わりにも最適です。 産地では、アグラオネマは草本性の多年草で、ジャングルで直射日光を避けて生育しています。そのため、低~中程度の光レベルを好み、直射日光が明るすぎると葉が焼けてしまう可能性があるのです。
著者について
著者のアリッカ・エリン・サンソンは園芸ライターとして15年以上の経験をもち、観葉植物や食用植物の栽培、ランドスケープのプランニングなどにも携わって来ました。また、定期的に新しい植物の品種を試し、性能と信頼性を調査したり、園芸用品をテストして実用性と耐久性を評価しています。現在の著者の観葉植物コレクションは、半日陰で育つ美しいアグラオネマ品種を含む60以上の植物で構成されています。
アグラオネマに関する基本的な情報
一般名称:アグラオネマ、チャイニーズ・エバーグリーン 植物学名:アグラオネマ 植物科:サトイモ科 プラントタイプ:多年草で、USDAゾーン10以上(亜熱帯気候)であれば屋外でも生育可能 原産地:アジア 適切な日当たり:影 成長した時のサイズ:高さ、幅共に約30㎝~90㎝ ペットへの有毒性:有
アグラオネマの育て方
アグラオネマは、室内の光量の少ない場所に適した、数少ない植物の1つです。 弱~中程度の光が当たる場所に置いてあげれば、きっと満足することでしょう。 北向きの窓でも十分光は入りますが、葉が焼けてしまう可能性があるので直射日光は避けましょう。 この植物は、水やりを忘れてしまいがちな人にとっても打ってつけです。モンスーン気候の森林に自生しているため、何カ月も雨が降った後、何カ月も乾燥した天候が続く環境に慣れているからです。 そのことを念頭に置いて、土の上部数cmが乾いていると感じたら水を与えるようにしましょう。 USDA(米国農務省)ハードネス・ゾーンが10以上の亜熱帯気候であれば、日陰の屋外でも育てることができます。