米マイクロストラテジーが15億ドルでビットコイン追加購入、総保有量439,000BTCに
米マイクロストラテジーが15億ドルでビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、ビットコインの追加購入を12月16日に発表した。 今回マイクロストラテジーは、12月9日から12月15日までの期間に約15,350BTCを約15億ドル(約2,308億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約10万386ドル(約1,545万円)となっている。 なお同社が最後にビットコインの追加購入を報告したのは12月9日。約21億ドル(約3,175億円)で約21,550BTCを購入したことが伝えられていた。 発表によるとマイクロストラテジーでは12月15日現在、合計で約43万9,000BTCを保有しているという。手数料と経費を含む取得額は約271億ドル(約4兆1,704億円)となっており、1BTCあたりの取得額は6万1,725ドル(約950万円)とのこと。これにより同社のBTC利回りは四半期累計46.4%、年累計72.4%を達成したとのことだ。 なお前回の平均取得額は60,324ドル(約912万円)。記事執筆時点でのビットコイン価格は106,588ドル(約1,548万円)となっている(12/17 11:30コインゲッコー調べ)。 また今回のビットコイン追加購入にあたりマイクロストラテジーは、12月9日から12月15日までの期間に388万4,712株の自社株を総額約15.4億ドル(約2,370億円)で売却し、資金調達したことも発表している。 マイクロストラテジーは10月30日、ビットコイン購入のために、今後3年間の間に420億ドル(約6.3兆円)の資金調達を行うと発表していた。 なお12月23日より、マイクロストラテジー(MicroStrategy)が「ナスダック100指数」に採用されることが米大手証券取引所ナスダック(Nasdaq)より発表されている。「ナスダック100指数」は、金融銘柄を除いた、ナスダック上場の時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数だ。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)