ドクターマーチン、新CEOは内部昇格 24年上半期は赤字転落
地域別の売上高では、EMEA(欧州・中東・アフリカ)が同16%減、アジア太平洋地域は同12%減だった。南北アメリカは、同社にとって最大の市場である米国でサプライチェーンや物流センターでの混乱が続いたことが響き、同22%減に。販売チャネル別では、小売(ECを含む)が同7%減、卸は同29%減だった。
ウィルソンCEOは、「24年は過渡期であり、上半期の結果は想定内。プロダクトを中心としたマーケティングへの転換、米国市場における小売りの強化、営業費用の削減、財務の改善という4つの主要目標の達成に向けて順調に進んでいる。下半期には、米国の小売りが成長軌道に戻る見込みだ」と語った。