5人家族で2DKに住んでいます。狭いので「一軒家」の賃貸を探してますが、月々の家賃を払って借りるなら建てたほうがよいのでしょうか?
子どもがいる世帯で賃貸暮らしの人は、賃貸で家賃を払い続けるよりも、家を購入したほうがトクなのでは?」と考える人も多くいるでしょう。賃貸と持ち家はそれぞれメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや将来像と照らし合わせて選ぶことが大切です。 本記事では、一軒家の賃貸と持ち家それぞれの特徴を紹介するとともに、どのような人に向いているかを解説します。賃貸と持ち家どちらの一軒家に住むか迷っている人は参考にしてください。 ▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
一軒家の賃貸と持ち家のメリット・デメリット
一軒家の賃貸と持ち家はどちらがおトクかいうと、それぞれにメリット・デメリットがあるため一概にはいえません。本項では、一軒家の賃貸と持ち家の特徴を解説します。 ■賃貸のメリット・デメリット まずは、一軒家の賃貸についてメリット・デメリットを見ていきましょう。 <メリット> ・初期費用をおさえられる ・引っ越ししやすい ・固定資産税を負担しなくてよい ・修理費等の負担が少ない 賃貸のメリットとして、初期費用をおさえられる点があげられます。また賃貸であるため引っ越しもしやすく、万が一のご近所トラブルや思いがけない転勤があっても安心でしょう。持ち家に発生する固定資産税も負担せずに済むうえに、設備が故障した場合であっても修理費用の負担は少ない傾向です。 <デメリット> ・家賃を払い続けても資産にならない ・リフォーム等自由にできない ・よい物件が見つかりにくい デメリットとして、家賃を払い続けても資産にならない点があげられます。また借りている家であるため、リフォームなども自由にできず自分の好みにできません。さらに、一軒家の賃貸は数自体が少ない傾向にあり、気に入った物件がなかなか見つからない可能性もあるでしょう。 ■持ち家のメリット・デメリット 一軒家を購入して持ち家にした場合の、メリット・デメリットは以下のとおりです。 <メリット> ・住宅ローン返済後は生活に余裕が出る ・資産になる ・リフォームが自由 持ち家は、住宅ローンを払い終えたら家が資産になる点がメリットです。老後に家賃を払わずに家に住み続けたり、売却して別の家に住んだりすることが選択できます。また、持ち家であればリフォームも自由に行えます。 <デメリット> ・初期費用がかかる ・固定資産税を支払う ・修理費用がかかる ・引っ越しにくい 持ち家の場合、仲介手数料や登記費用といった諸費用がかかります。また、固定資産税の支払いや設備の修理費用もすべて自分が負担するなど、さまざまな面でお金が必要になるでしょう。 さらに、賃貸と比べると引っ越しも容易ではありません。もし引っ越しをしたくなっても、簡単には家を手放せないでしょう。