「年収500万円」以上の人は全体の何割なのか 200人に取ったアンケートの正解率を見る
日本人で年収500万以上を得ている人はどれくらいの割合かご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約4割が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】男女別の年収一覧表を見る 記事後半では、男女別の年収についても紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「年収500万円」以上を得ている人は何割?アンケートを取ってみると
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「2~3割」「3~4割」「4~5割」「5~6割」の4択のうち、「年収500万円以上の割合はどのくらいでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の43%が「3~4割」と回答。 次に多かったのが「2~3割」の39%。そして「4~5割」の13%、「5~6割」の5%という順番になりました。 はたして、年収500万円以上を得ている人は全体の何%なのでしょうか。そして、日本の給与所得者の平均年収はいくらなのか…気になるところです。
給与所得者の平均年収は458万円
国税庁が2023年9月に発表した「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円でした。 2022年(令和4年分)の年収500万円以上の割合は全体で33.5%。4択の正解は「3~4割」となります。 2018年(平成30年分)の年収500万円以上の割合は全体の31.2%なので、4年間で年収500万円以上を得ている人の割合は2.3%増えたことに。 ちなみに、1年を通じて勤務した給与所得者は5078万人。給与階級別分布を見ると、300万円以上~400万円以下の人が16.5%と最も多く、次いで400万円以上~500万円以下の15.3%です。
男女別の「年収500万円以上」の割合を見てみる
ここからは、男女別で年収500万円以上を得ている人の割合を見ます。 男性は47.6%。給与階級別分布で一番多いのは、400万円以上~500万円以下の17.7%、次いで、300万円以上~400万円以下の15.5%となりました。 女性は14.6%。給与階級別分布で一番多いのは、100万円以上~200万円以下が21.5%、次いで200万円以上~300万円以下の20.0%でした。 年収500万円以上を得ている男性はおよそ2人に1人、女性はおよそ7人に1人となり、大きな違いがあることがわかります。 いかがでしょうか。今回は年収500万円以上を得ている人の割合を紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年6月3日 ・調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・国税庁「令和4年分 民間給与実態調査統計」
小野田 裕太