平均単価“過去最高値”35円23銭 有明海養殖ノリ色落ちなく“黒くて良質” 一方で昨季の不作で廃業した漁業者も
2年連続の不作で廃業した漁業者も
一方、2022年からの2年連続の不作は漁業者に大きな打撃を与えている。漁協によると、近年の栄養塩不足による色落ちで悩まされていた太良町の大浦支所では、昨季まで5人いた生産者が廃業し、今季は生産しないという。
不作乗り越え日本一奪還へ
初入札会では好調なスタートを切った有明海の養殖ノリ。佐賀県有明海漁協の西久保敏組合長は、「昨年、一昨年の大凶作を受け、供給責任を果たすべく、質の良いノリを1枚でも多く生産できるよう生産者一丸となって取り組んでいく」と今季の漁への思いを語った。 不作を乗り越え、佐賀県有明海漁協は販売枚数16億枚、販売額232億円を目標に“日本一奪還”を目指している。 (サガテレビ)
サガテレビ