「110番の日」適切な利用を呼びかけ 事件や事故は迷わず通報を 秋田
秋田テレビ
1月10日は警察が定める「110番の日」です。これに合わせ、秋田市のショッピングモールで警察官などが110番の適切な利用を呼びかけました。 タレントの桜庭みさおさんが1日通信指令課長に任命され、110番通報が体験できる特設のブースで、実際に交通事故を想定して警察官とやり取りしました。 桜庭さん:「交通事故です」 警察官:「けがをされた方はいませんか」 桜庭さん:「けがをした人はいません」 事件や事故などの緊急時に警察に通報するための110番通報。係の警察官の質問に落ち着いて答えることが大切です。 桜庭さんは「焦って何を言っていいのかわからない状態になると思っていたが、警察官が落ち着いて丁寧に質問してくれたので、こちらも気を落ち着かせて答えることができました」と話していました。 2024年に秋田県警察本部に寄せられた110番通報は、前年より1500件余り少ない3万3581件でした。このうち約14%にあたる4757件は、「道が渋滞している」「落とし物を拾った」など緊急性が低い通報でした。 県警では、急を要さない問い合わせや要望、相談などは、県民安全相談センター「#9110」に電話するよう呼びかけています。
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