LINEでイラッとする実例8選「既読スルー、友達にブロックされた、グループを抜けづらい」専門家が解決策を提案
「既読はついても返事が来ない」「友達にブロックされた!」などLINEのやり取りでモヤッとした経験がある人も多いのではないだろうか? SNSを介してのコミュニケーションが当たり前になっている時代だが、LINE上のつきあい方に悩むシニア世代も多いという。そこで、実例を挙げながら、モヤッとする状況にどう対処していくか、専門家に解決策を教えてもらった。 【画像】「既読スルー」「友人からブロックされた」「悪口を本人に送ってしまった」LINEでイラッ&モヤッとした8つのシーンをイラストで解説
教えてくれた人
Pocheさん/心理カウンセラー 人間関係、親子問題、機能不全家族が専門。2021年より悩みを抱えた人たちに「気づき」を得てもらうのを目的にSNS「X」を開始。フォロワー数約8万人。著書に『SNSのモヤモヤとの上手なつきあい方』(あさ出版)など多数。 浮世満理子さん/メンタルトレーナー アイディア高等学院学院長。国や地方自治体とLINEを活用した無料相談を推進している「全国SNSカウンセリング協議会」常務理事。著書に『カウンセラーが悩み解決! SNSコミュニケーション』(日本能率協会マネジメントセンター)など多数。 増田由紀さん/スマホ活用アドバイザー 「知るを楽しむ」大人のためのスマホ&PC教室パソコムプラザ代表。2022年にデジタル庁からデジタル推進委員に任命される。著書に『老いてこそ、スマホ 年を重ねて増える悩みの9割は、デジタルで解決する 老いに親しむレシピ』(主婦と生活社)など多数。
短文は短文で返信、文面のテンションは相手に合わせる
誤解を生じさせないためには、相手のテンションに合わせるといいという。 「相手がよく使う絵文字や記号、文体をまねすると、相手と同様のニュアンスで意思を伝えられるので、誤解が生じにくくなります」 1回に送る文章の長さも、相手に合わせると安心だ。長文は読みづらかったり、怒られているように感じる人もいるので、相手が短文ならこちらも短文で返そう。 「SNSでのコミュニケーションの作法は、基本的に“対面と同じ”です。朝早く、もしくは夜遅くに訪問するのが迷惑なのと同様、SNSやメールを送るのも21時までなどと、時間を気にした方がいいでしょう」 すぐに読んでくれなくてもいいから、とりあえず送っておこう、というのはこちらの勝手な都合。メールが送られてくれば通知音も鳴るし、すぐに返信しないと失礼にあたるからと気を使って、24時間気が休まらない人もいる。顔が見えないやり取りだからこそ、思いやりが大切なのだ。