【40代・50代の痩せたい人へのおすすめ食材 それは牛乳】牛乳で炊けばダイエット中も白米OK!
自己流ダイエット食で21kgの減量を達成した編集部のギリコ(50代)。太る原因は「糖質」と思い、主食、特に白米は控えてきた。でも、管理栄養士でミルク料理研究家の小山浩子さんから「白米は牛乳を加えて炊けば太りにくくなる」と聞いてびっくり! 今回はその理由と簡単でおいしい炊き込みご飯のレシピを教わった。
「痩せたければ白米は我慢!」は、もうしなくていい
小山:こんにちは。管理栄養士でミルク料理研究家の小山浩子です。 ギリコ:先生は今までダイエット食の指導もなさってきたといて聞いています。私は自己流のダイエット食で2年かけて21kgの減量を達成したのですが、あと3~4kgは痩せたいんです。でも、この頃は自己流の方法に限界を感じていて、今日は食物のプロである先生においしくて簡単で、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる食事のレシピを教わりたくて伺いました。 小山:自己流で21kg痩せたというのはすごいけど、管理栄養士の立場から言うと、その間必要な栄養をとっていたのかなと気になります。例えば主食はちゃんと食べていましたか? ギリコ:食べてはいましたが、1日当たりの摂取量をかなり減らしていました。例えば朝食にカレーを食べるときは、ご飯は2口分だけにするとか…。夕食ではまったく主食をとらないことも多かったです。 小山:それは、よくないですねぇ…。確かに「糖質のとりすぎ」はよくないです。通常、ご飯やパンなどに多く含まれる糖質は体内で消化され、ブドウ糖として血液中に吸収されます。そして、こうして血液中に取り込まれたブドウ糖も、スポーツや仕事などの活動によって消費されればよいのですが、活動量が少ない場合は消費しきれず余ってしまいます。 余ったブドウ糖は、まず肝臓や筋肉に貯蔵されるのですが、肝臓や筋肉に貯蔵しきれないほどになると、あとは体脂肪として蓄積するしかない…。これが肥満につながるのです。 ギリコ:やっぱり! それならば、糖質をとらないようにするのは痩せる近道ですよね? 小山:でも、糖質は活動エネルギーになるものですから、適正量は必要なんです。糖質が不足すると脳にもエネルギーがいかなくなってしまいますから、例えば仕事に関していえば、集中力が続かないとか頭がぼうっとするなど差し障りがあったのではないでしょうか。血糖値の上昇は抑えつつ、糖質も適度にとる工夫をして、お米やパンなどの主食もちゃんと食べてほしいです。 ギリコ:「血糖値の上昇を抑えつつ、お米やパンを食べる」なんて、そんな都合のいい話ってあるんですか? 小山:あるんですよ! それは牛乳の力を借りることです。
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