カマラ・ハリスが掲げる「起業家精神」。これまでの発言と実際の行動から見えるもの
5. 起業家にまつわる思い出について
私は、彼女をスモールビジネスの経営者とは思っていませんでした。 しかし、それが私たちのコミュニティでスモールビジネスを立ち上げ、経営し、所有する人々の本質です。 ノースカロライナ州ローリーを訪れた際、ハリスは起業家との初めての出会いについて言及しました。 彼女の子供時代の隣人に、レジーナ・シェルトンという保育園を運営する女性がいました。ハリスはその影響をこのように振り返りました。 彼女は単にコミュニティの子供たちの世話をするだけでなく、その親たちの世話もしていました。 2024年、ハリスは「チャイルドケア・アンド・デベロップメント・ブロックグラント(CCDBG)プログラム」を強化する規則を最終決定しました。 この規則には、CCDBGに参加する家族の共済金の上限を、収入の7%未満に設定することが含まれています。
6. 起業家が果たす多くの役割について
私は、地域のスモールビジネスのリーダーや経営者の皆さん一人一人が、どのような存在であるかを知っています。 皆さんはビジネスのリーダーというだけでなく、起業家であり、イノベーションのリーダーであり、市民のリーダーでもあります。 皆さんは地域社会のリーダーです。そしてロールモデルとなる存在でもあります。地域の人々を雇用し、導き、そして鼓舞する存在です。 2023年5月、ハリス副大統領は「若い有色人種のスモールビジネス経営者」のラウンドテーブルで30人以上の起業家と対話を行ない、参加者にこのメッセージを披露しました。 黒人およびラテン系の起業家は、バイデン政権の資本準備プログラムを通じて投資された1億2,500万ドルの受給者のかなりの割合を占めており、またSSBCI(州中小企業信用イニシアティブ)の技術支援助成プログラムの5,800万ドルについてもその受給者の大きな割合を占めました。
7. 中小企業エコシステムへの投資の必要性について
バイデン政権が実施した投資と、アメリカの起業家たちの並外れた決意により、アメリカは今、スモールビジネスのブームを迎えています。 2023年5月、バージニア州リッチモンドで行われた演説でハリス副大統領は、バイデン大統領と自身が副大統領に就任してから、1050万件の新規スモールビジネス申請が提出されたと述べ、スモールビジネス「ブーム」に対する政権の貢献を称賛しました。 米国国勢調査局のデータによると、2023年には過去最高の550万件を記録し、今年6月の時点でその数は1850万件以上に達しています。 Source: The White House(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9), WRAL NEWS(1, 2), Forbes, WIPP Education Institute, U.S. Chamber of Commerce(1, 2), HBCU Buzz, United States Census Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.
真栄田若菜/OCiETe