木原コメンテーター「吉村氏以外に顔がいない」「ローカル政党化していて全国で支持を得るのは難しい」 “野党で1人負け”の維新が代表選実施の方針 立候補するのは一体?
先日の衆院選で議席数を伸ばし、存在感を増す国民民主党。一方、野党第2党の日本維新の会では、党内から公然と“代表辞任論”が出るなど、不穏なムードが漂っています。
「野党で1人負け」維新・馬場代表らの責任問う声も
衆院選で躍進した国民民主党。議席数は選挙前の7議席から28議席へ。比例票は、前回の約259万票から358万票増加し、約618万票獲得しました。 一方、野党第2党の座を守った維新の馬場伸幸代表。「与党の過半数割れが達成されれば、我々もその一翼を担ったという自負は持ってもいいのでは」と衆院選の結果について一定の自信を見せていたものの、公示前から議席を減らしたこと、比例票が前回比で約300万票減ったことなどを受け、党内部からは厳しい意見が相次ぎました。
(吉村洋文共同代表)「非常に厳しい結果だと思います。現有議席を減らしたことになりますから、立憲民主党や国民民主党、他の野党は躍進する中で、日本維新の会として大阪以外は野党の中では1人負けのような状態の選挙」 (浅田均参院会長)「今回の選挙、私は大惨敗、惨敗であると受け止めています。あれだけ負けたのに誰も何も責任を取らない、まるで“裏金事件”のあとに自民党の議員が誰も責任取らなかったという場面と二重写しになってしまって、維新としてはマイナスだと思うんです。少なくとも今回の大惨敗の責任を取って、代表と選対本部長ぐらいは辞意を表するべきだと思っております」
「自公過半数割れの一翼を担った」当初は強気発言も…馬場代表「すべて私の責任」
こうした声を受けてか、31日に開かれた党の常任役員会では… (馬場代表)「勝ったか負けたかと聞かれれば負けたというふうに思います。議席が減ったことについてはすべて私の責任であると」 今月下旬から来月上旬をめどに、党の代表選を実施する方向で手続きを進めると明らかにしました。 (吉村共同代表)「31日の(役員会の)中では選挙結果としてはやはり敗北だと。我々執行部に責任があるというのが、執行部としての意見。代表選挙はやるべしというのがほぼ皆さんの意見だったと思う」