J1とJ2クラブ必見!? J3からステップアップ濃厚な最強の10人。今季印象的な活躍を見せたのは?
DF:安光将作(やすみつ・しょうさく)
所属クラブ:カターレ富山 生年月日:1999年11月2日(25歳) 今季リーグ戦成績:33試合6得点6アシスト カターレ富山に所属する25歳のDF安光将作は父親の仕事の関係でアメリカで生まれ、2歳までニューヨークで過ごしている。その後、ジェフユナイテッド市原・千葉U-15、U-18でプレーするも、トップチーム昇格は叶わず。高校卒業後は法政大学へ進学した。 そして、2022シーズンから富山への加入を掴み取り、プロへの扉を開いた。1年目のシーズンはなかなか出場機会に恵まれず、4試合の出場にとどまったが、昨季は34試合の出場で4アシストを記録している。 今季は持ち前の攻撃力を発揮し、第8節のギラヴァンツ北九州戦で待望のJリーグ初ゴールをマーク。左サイドバックでの出場が多い中、今季はここまで33試合の出場で6得点6アシストとキャリアハイの成績を残している。 安光は豊富な運動量とテクニックを武器にサイドからチャンスを作ることができる。対人も強く、力強いプレーでチームを盛り上げる。サイドバックながらシュートの技術も高く、富山の攻撃を支えていると言っても過言ではない。この攻撃的サイドバックはステップアップ必至だ。
市原吏音(いちはら・りおん)
所属クラブ:大宮アルディージャ(RB大宮アルディージャ) 生年月日:2005年7月7日(19歳) 今季リーグ戦成績:29試合4得点1アシスト 今J3で最も活躍している10代の選手といえば大宮アルディージャの市原吏音だ。U-19日本代表にも選出されている逸材で、将来A代表入りも期待される。 大宮の下部組織出身の市原は、2023年7月に行われた天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦でクラブ史上最年少となる18歳5日でトップチームデビューを果たした。 今季開幕から主力としてプレーする市原は、3月16日に行われた第4節の奈良クラブ戦でFKからのボールをヘディングで合わせ、Jリーグ初ゴールを記録。CBでありながら、今季ここまで4得点1アシストを記録しており、その攻撃力も魅力的だ。 187cmという恵まれた体格を武器に、空中戦で圧倒的な強さを誇る。対人も強く、相手の攻撃を跳ね返せるパワーもある。また、本当に10代なのかと疑うほど最終ラインで落ち着きを見せており、年々安定感も増してきている。大宮はJ2へ昇格を果たしたが、早く市原をJ1でも見たいところだ。
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