J1とJ2クラブ必見!? J3からステップアップ濃厚な最強の10人。今季印象的な活躍を見せたのは?
FW:古川大悟(ふるかわ・だいご)
所属クラブ:FC大阪 生年月日:1999年9月15日(25歳) 今季リーグ戦成績:33試合6得点0アシスト FC大阪のエースである古川大悟はゴールへの嗅覚に優れたストライカーだ。左足の精度は抜群で、背後を取る動きもうまい。力強い左足のシュートは古川の特徴の一つである。2017年にはU-18日本代表にも選出されたことのある選手だ。 千葉県出身の古川は、地元クラブのジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織に在籍。ジェフ千葉U-18に在籍していた2017年2月にトップチームに2種登録となり、同年6月の天皇杯2回戦東京ヴェルディ戦で公式戦初出場を果たす。 2017年11月にジェフ千葉のトップチームへ正式に昇格となるが、なかなか出場機会を与えられず。2019年8月にJFLのヴィアティン三重へ育成型期限付き移籍。2021年にはいわきFCへ完全移籍となった。加入初年度にはチーム得点王となる11得点を挙げ、JFLベストイレブンに輝き、チームをJFL優勝とJ3昇格に導いた。 2023年にFC大阪へ期限付き移籍となると、Jリーグキャリアハイの9得点を記録。今季から完全移籍に移行し、チームトップの6得点を記録して、プレーオフ(PO)圏内の6位に位置するチームを牽引している。FC大阪が昇格を掴み取るかどうかはこの選手の活躍次第と言っても過言ではない。強烈な左足のシュートを持つストライカーに今後も目が離せない。
MF:永田一真(ながた・かずま)
所属クラブ:ヴァンラーレ八戸 生年月日:2000年4月26日(24歳) 今季リーグ戦成績:30試合8得点1アシスト ヴァンラーレ八戸に所属する24歳のMF永田一真は、岡山学芸館高校の3年次にキャプテンとしてチームを率い、2018年度の高校サッカー選手権に出場。その後、福岡大学に進学し、大学4年次に九州大学リーグでMVPを受賞するほどの実力者だった。 2023年にテゲバジャーロ宮崎に加入すると、プロ1年目で37試合に出場し5得点3アシストの活躍を果たす。今季は八戸にプレーの場を移し、ここまで30試合の出場で昨季の成績を上回る8ゴールを記録している。 主に左サイドでプレーする永田の特徴は、ダイナミックなドリブル突破とゴール前での泥臭さだ。ゴール前では果敢にシュートを放ち、ゴールを量産することができる。今季躍進の八戸を支えているアタッカーだ。 八戸がプレーオフ(PO)圏内に入り、昇格することが望ましいが、攻撃にリズムを与えられる永田に注目するクラブもいるだろう。ここ2年の活躍を見れば、ステップアップ間違いなしだ。