水田信二の独特すぎる考え「トイレを歩いた靴で床を歩けば、トイレと同じ」芸人としての “発想の源” に驚愕
10月1日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に、元和牛の水田信二さんがゲスト出演しました。 リスナーの「水田さん、潔癖症としてこのスタジオで気になるところはありますか?」という質問で、水田さんの潔癖症の話題に。 水田さん自身は潔癖症ではないと否定しつつも、「劇場とかで着替えるときに、僕は、絶対靴を脱ぐのに足を浮かしたままズボンを穿くんですよ。下(床)に(足を)つきたくないから。だってトイレと一緒やから。トイレを歩いた靴で歩いているから、床は」と熱弁。 しかし、同番組のアシスタントの相席スタート・山崎ケイさんにはまったく理解されず、「えええーー!」と驚愕されていました。 筆者は以前、水田さんに他人に理解されない点について伺っています。 水田「劇場で、一回あいさつしたのにもう一回あいさつしてくる後輩がいたんですよ。それで、僕がその後輩を呼び止めて『さっきしたからしなくていいよ。それ無駄な時間やから』って言ったんです。 そしたら相方(元相方・川西賢志郎)から『止めてしゃべっているのがいちばん無駄な時間や』って言われましたけど(笑)」 ほかにも、考えすぎて他人には理解しがたい異様な行動をとっていました。 「吉本に入って、ファンの人から手作りの差し入れをもらうようになったんです。でも、社員さんや先輩からは、万一何かあったらいけないので、食べたらあかんと教えられたんですよ」 コンプライアンスの観点から、手作りの食品を口にしてはいけないという指導がされています。 「でも、僕は元料理人だったから、手作りのものを味もみずに捨てるのは心苦しかったんで、当時は一回口に入れて2、3回噛んで味をみてからゴミ箱に吐き出してました。せっかく作ってくれたんで、味は見とかなあかんと思って」 警戒するのは大事だが、人を信じる気持ちも大事という葛藤から、そういった行動をとったと言います。 「味見をしたのは、自分なりの正義やったんですが、いろんなところに気遣いすぎて、結果、変なことになってしまったんです」 水田さんの『トイレを歩いた靴で床を歩けば、トイレと同じ』『2回あいさつした後輩に注意』『差し入れを味見してゴミ箱に』といった考えや行動は、よくよく聞けばわからないわけではないですが、かなり偏った少数派だと思います。 ですが、それこそが水田さんの芸人としての “発想の源” なのでしょう。水田さんの面白い発想には驚愕です。 インタビューマン山下 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。