奥深い「ブラインド」の世界!掃除は?採光は?メリットとデメリットを解説します
みなさんのお宅では、カーテンを使っていますか? それともブラインド? 今回『kufura』では20代~60代の男女500人にアンケートを行いました。その結果、8割以上の方がカーテンを使用していると回答。ブラインドを使用している方は2割未満という結果に。 【写真11枚】おしゃれで機能的な最新ブラインドを写真で見る!あるあるなブラインドトラブル(引っ掛かる!)の対策部品なども ブラインドを選んだ理由としては、「ホコリがつきにくい」「おしゃれ」「採光が簡単」などのコメントが目立ちました。今はカーテンを使っているけれど、ブラインドも気になる、という方も多いのでは……? そこでブラインドにまつわるさまざまな質問を、タチカワブラインドのマーケティング本部販売促進部MD課、松尾宗哉さんにうかがいました。
ブラインドを選択する人が増加中
実は近年、ブラインドを選択する人が増加しているとのこと。 「ひと昔前より、ブラインドの種類も増えていますし、コロナ禍でおうち時間が増えたことで、より快適に使用できるお気に入りのインテリアを求めるユーザーが増えたことも、ブラインドが選ばれる理由のひとつです。 快適な空間づくりを求める中で、窓回りのデザインにこだわる方も増え、それによってスタイリッシュなブラインドを選ぶケースが増えてきているようです」(以下「」内、松尾さん) 住宅のリビングの窓などは、室内を明るくし開放感を得るため大開口化が進んでいます。そのような窓には、よりコンパクトですっきりとしたブラインドが求められています。 一方で寝室や子ども部屋の窓は断熱効果を優先するようになり、以前より小さくなってきているため、小さい窓に合わせてカーテンではなくブラインドを選ぶ人も多いのだとか。
ブラインドのメリット・デメリット
ブラインドを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか? 「まず、調光が簡単にできます。スラット(ブラインドを構成する薄い板やアルミ)の角度を変えることで、入ってくる光の量を調整できます」 カーテンだと開けるか閉めるかの二択ですが、ブラインドなら好みの明るさに部屋を調整できるのですね。 「他にも、ブラインドが選ばれる理由として、その見た目があげられます。 カーテンは少々『たまり』ができるものですが、ブラインドはそれがないので、部屋が広く見え、よりスタイリッシュな空間づくりができます」 また、カーテンと比べて匂いがつきにくかったり、耐水仕様のアルミ製のブラインドはサビに強く、水回りに使えるなどのメリットも。 逆に、ブラインドを使うことでデメリットはあるのでしょうか? 「ブラインドは完全に締め切ってもスラット同士に隙間があり、完全な遮光はできません。しっかりと遮光したい場合にはカーテンの方が良いでしょう。また断熱性に関しても、カーテンの方が優れています」 光をたくさん採り入れたいという場所にはブラインドを採用し、遮光性を求める寝室はカーテンを採用など、場所やニーズに合わせて臨機応変に組み合わせるのも良さそうです。