シャネル・ネクサス・ホールでアート展「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」を開催
シャネル・ネクサス・ホールでは「Everyday Enchantment 日常の再魔術化」を、10月19日(土)から12月8日(日)まで開催。フランス、日本、アメリカを拠点に活動する3人のアーティストの作品を通じて、日常の中に隠された魔術の再発見へと誘う。 芸術の秋!アートスポットにお出かけ(写真)
(左)ビアンカ ボンディ Photo: Etienne Rougery Herbaut (右)参考図版 Bianca Bondi Salt kisses my lichens away, Museum Frieder Burda, 2024. Courtesy of the artist and mor Charpentier © Bianca Bondi/ ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3612
会場にはビアンカ ボンディが作る神秘的なタぺストリーや、身近なオブジェクトを活気に満ちた踊る存在へと組み直す小林椋の作品、エコフェミニズムを語る丹羽海子の可憐なオブジェなど、見慣れた植物や道具などを魔術のように変容させ、そこに独自の生命と物語を与えるアート作品が集結。
(左)参考図版 小林椋 ≪亀はニェフスのイゥユのように前足を石にのばすと≫、2022年 (右)小林椋
すべてのものが情報化され、謎や未知の想像力をかきたてられる領域が狭くなっているように感じる現代。創造の庭園へと変貌したシャネル・ネクサス・ホールを舞台に、人間と非人間や、有機物と人工物など、すべての存在が変容し、調和して共存する未来のビジョンを提示する。
(左)参考図版 丹羽海子 Daphne Adorned Series: Cat’s Claw, Britannia pewter and foraged organic matter, 2022 Photo: Marc Tatti Courtesy of the artist and Simone Subal Gallery, New York (右)丹羽海子 Photo: Colin Conces